日本とスウェーデンの移民政策
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昨年十月二十八日、スウェーデンの首都・ストックホルムのダンス博物館で、講演を行いました。白黒の市松模様の床で、そのまま舞踏会ができそうなクラシックなホールでしたが、わたしは「日本と朝鮮半島の間に在ることの意味と、東日本大震災以降の文学者としての立脚点」というシビアな話をしました。 講演終了後、ホールは立食パーティーの会場となり、集まってくださった方々とワインを片手に話をしました。
リュウ・ミリ●作家
1968年生まれ。神奈川県出身。鎌倉市在住。1993年、「魚の祭」で第37回岸田戯曲賞受賞。1997年、「家族シネマ」で第116回芥川賞受賞。2008年10月、朝鮮民主主義人民共和国を訪問。近著に「自殺の国」がある。