【特別企画】ムジゲ会の20年
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障がいのある子どもをもつ家族の集まり、「ムジゲ会」が結成されて、
来年で20周年になります。特別企画では、東京で開かれた全国交流フェスタや、
ムジゲ会の申桃順会長のインタビュー、また各地の朝鮮学校で
実践されている特別支援教育について取り上げながら、
この間のムジゲ会の歩みとともに、これからの課題を見つめていきます。
「つながりあう優しいトンポトンネを目指して」
東京で、発足20周年記念 ムジゲ会全国交流フェスタ
障がいのある子どもを持つ家族同士の交流を目的に、1995年に発足されたムジゲ会。
結成20周年に先立ち、8月23~25日にかけて、東京で「ムジゲ会全国交流フェスタ2014」が開かれた。
2泊3日の交流会には、関東、関西のほか、長野、愛媛、山口などから過去最高となる35家族が参加した。
今回のテーマは「つながりあう優しいトンポトンネを目指して」。
インタビュー 障がい者問題への理解深まる ムジゲ会・申桃順会長
ムジゲ会が出来たのが1995年、7人が豊島区の公共施設に集まったのが始まりです。月刊イオが創刊から3号目の誌面でムジゲ会を紹介してくれたことで存在を知ってもらえるようになり、障がいをもった子どもを育てる父母らが全国的に連絡をとるようになりました。
かけがえのない可能性に目を向けて
朝鮮学校の特別支援教育のいま
朝鮮学校でもハンディを持った児童・生徒への特別支援教育が取り組まれている。地域ごとに実情はさまざまだが、現場には、それぞれの子どもの可能性に目を向けた「学びと育ち」を作り上げようと奮闘する教員が確実に増えている。