お花見
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ある日のお昼、イオの編集部員でお弁当片手に、近くの公園にお花見に行ってきた。
まだサクラは3分咲き程度。それでも、皆で輪になって座って食事をしながら、日々の出来事を話し合った。
開けた空間でとる食事はいつもとは違う、癒しを運んでくれた。
昔、私の幼いころ、やはり近場の公園で同胞たちが集まり、花見をした。初めは乾杯をし、持ち寄った料理を食べてるうちに宴会になる。どうやって運んだのか、箱型のカラオケ機械を設置し、テープでウリノレを流しながら、チャンゴやケンガリに合わせて歌って踊って。
子どもだった私たちにとってはハラボジたちのいつもとは違う顔をみることができた場だった。本当に楽しそうで自然と笑いがあふれ、皆がつながる場。
いまではそれほど盛大にはやらなくなったお花見。
それでもいつもとは違う空間でトンポたちと語り合う。
昔と形は違ってもその中身は一緒だなと、お花見についてふと思った。(愛)