映画の中のKOREA
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日本の映画の中で、在日コリアンを描いた映画は少なくない。映画は時代を映す鏡。在日コリアンを描いた作品も例外ではない。時代を追って作品群を振り返れば、同胞社会の変化も日本社会の対朝鮮観も垣間見える。また、在日コリアン自身も1945年以降、積極的に映画制作活動を繰り広げてきた。劇映画やドキュメンタリーの名作から「映画の中のKOREA」を振り返ってみた。
- 戦後の日本映画に見る在日コリアン
「にあんちゃん」から「パッチギ!」まで「異邦人の河」(1975年度)/「パッチギ!」(2004年度)/「にあんちゃん」(1959年度)/
「絞死刑」(1968年度)/「キューポラのある街」(1962年度)/「伽耶子のために」(1984年度)/
「潤の街」(1989年度)/「月はどっちに出ている」(1993年度)/「夜を賭けて」(2002年度)/「ガキ帝国」(1981年度)
金守珍監督
1世のエネルギーを映像に焼き付けたい
李鳳宇プロデューサー
100年文化を誇り、生きる糧に
李相美映画館勤務
在日3世という自分を確認してみたかった
ドキュメンタリーの中のKOREA
「朝鮮の子」が創られた時代と朝・日映画人の絆
「朝鮮の子」製作:在日朝鮮人学校、全国PTA連合会、在日朝鮮人教育者同盟、在日朝鮮映画人集団 監督:荒井英郎、京極高英 1955年 朝鮮語、日本語 モノクロ 35mm 30分
「在日」呉徳洙監督 1997年 258分 カラー
「FRONTIER」趙恩聆監督 2005年 234分 カラー
「花咲く民族教育」総聯映画製作所 1974年 85分 カラー
「歴史を繰り返してはならない」総聯映画製作所 2003年 24分 カラー
「江戸時代の朝鮮通信使」企画・原案 辛基秀 滝沢林三監督 1979年 50分 カラー
「渡り川」森康行、金徳哲監督 1994年 90分 カラー