特集:30代の選択―人生の岐路に立って―
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社会に出たばかりで右も左もわからなくがむしゃらに突っ走った20代。30代は、その勢いを持続しながら、積み重ねてきた経験、広げてきた人脈と視野、蓄積してきた知識を存分に活かして、公私共に活躍できる年代ではないでしょうか。
同時に、結婚や子育て、転職や独立といったさまざまな転機が訪れる時期でもあります。30代の日々、どのような選択をするのか…、それがその後の人生を大きく左右するものです。いろんな意味で紆余曲折の多い同胞の場合、特にそうでしょう。
30代の同胞たちがどのようなことを考え生活し、道を定めているのか。探ってみました。
その時、私の選択は01
金英美さん(埼玉県在住、視能訓練士)
「子の病に導かれ、医療の世界へ」
20代で3人の子どもを授かり、子育てに奔走する中でも、大学に通いながら視能訓練士の国家資格を取得した金英美さん。「ウリサラムとしてのハングリー精神」こそ、30代を乗り切ったパワーだったと振り返る。
その時、私の選択は02
梁圭史さん(ファジアーノ岡山コーチ)
「どんな場でも向上し続けたい」
32歳とまだ若いが、梁圭史さんのサッカー人生は波乱万丈にとんでいる。そして、けっして輝いたものとは言えなかった。多くのチーム、地域を転々とした20代。その経験が30代を前にした選択につながっている。
その時、私の選択は03
韓朱仙さん(特定非営利活動法人コモンビート代表理事)
「異文化体験活かした人間教育を」
朝鮮学校の教員を務めた後、アメリカへ。そこで、自分の人生にとって大きな意味を持つミュージカルと出会った韓朱仙さん。その経験を活かし、日本に戻ってきてからは社会活動団体を設立、リーダーとしての役割も自覚しながら、人間教育に力を注いでいる。
40代からのアドバイス
30代の頃、私はこうでした
姜宗官さん
飲食店経営、元青商会中央副会長
どんな仕事でもがむしゃらに
邵己淑さん
埼玉朝鮮初中級学校教員
「困難乗り越える力をもらった」
アンケート
30代の悩みは? やりたいことは?
30代といえば、卒業から10年前後が経ち、結婚や子育て、転職や起業といったさまざまなことが人生に起こってくる年代。そんな中でどんなことに悩み、どんな抱負を抱いているのか。30代同胞の皆さんに、アンケートに答えてもらいました。
月刊誌イオでの特集掲載内容
- その時、私の選択は01 金英美さん
- その時、私の選択は02 梁圭史さん
- その時、私の選択は03 韓朱仙さん
- 40代からのアドバイス 「どんな仕事でもがむしゃらに」姜宗官さん
- 40代からのアドバイス 「困難乗り越える力をもらった」邵己淑さん
- アンケート 30代の悩みは? やりたいことは?