【特集】朝鮮創建70周年2大企画②祖国とわたし
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在日朝鮮人にとって祖国(朝鮮民主主義人民共和国)とは何なのか―。「祖国とわたし」をテーマに、各世代の3人の同胞にエッセイを寄せてもらった。
①つながりを引き裂くことはできない
朴英二さん●映画監督
パク・ヨンイ●1975年大阪府大阪市生まれ。93年、神奈川朝鮮中高級学校卒業、97年、朝鮮大学校政治経済学部卒業。株式会社NEWSTYLE代表取締役。さまざまなジャンルの映像制作に携わりながら、10年以上にわたって日本各地の朝鮮学校を撮影し続ける。代表作に短編映画『まとう』(2010)、ドキュメンタリー『未来をあきらめなかったものたち』(2010)、『蒼のシンフォニー』(2016)など。
②朝鮮人としての誇りを胸に
韓錦女さん●在日本朝鮮人芸術体操協会理事長
ハン・クムニョ●1960年生まれ、新体操指導者、朝鮮民主主義人民共和国功勲体育人。大阪朝鮮高級学校、朝鮮大学校師範教育学部体育科(当時)を卒業。同大研究院卒業後、朝大体育科教員を12年勤める。16年の国際体操連盟(FIG)総会に朝鮮委任代表で参加。18年7月にはFIG渡辺守成会長の訪朝に同行。
③行くたびに深く続いていく日常
鄭香蓮さん●兵庫朝鮮歌舞団
チョン・ヒャンリョン●1991年5月8日、兵庫県生まれ。神戸朝鮮初中級学校、神戸朝鮮高級学校を卒業。2010年に兵庫朝鮮歌舞団に入団。18年、朝鮮民主主義人民共和国で行われた第23回「2.16芸術賞」で舞踊部門2位を受賞した。