旗揚げ公演で大失敗、「もう怖いものない」/金哲義さん ●劇団May座長
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各界各層の在日同胞が「人生における失敗」とそこから得た教訓について話します。
旗揚げ公演で大失敗、「もう怖いものない」
金哲義さん ●劇団May座長
失敗ポイント
①旗揚げ公演が大失敗! 客席埋まらず、借金抱え、けが人も。このまま解散を覚悟。
②メンタルの不調などの理由で脚本・演出活動を中断。劇団の第1期が終わりを迎えた。
③発注された仕事が本番まで間に合わず。賠償問題にまで発展。
【きむ・ちょり】1971年、大阪府生まれ。大阪朝鮮高級学校、京都芸術短期大学(現・京都造形芸術大学)卒業。1993年、大学OB・OGを中心に「劇団メイ」結成。大阪を中心に活動を続け、2002年「May」と改称。2011年、日本演出者協会主催・若手演出家コンクールで最優秀賞と観客賞を受賞。代表作に『風の市』『夜にだって月はあるから』『ボクサー』など多数