新たな段階への重要な契機/第2回朝米首脳会談
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金正恩委員長と米国のドナルド・トランプ大統領との8ヵ月ぶりとなる第2回朝米首脳会談が2月27~28日、ベトナムの首都ハノイで行われた。朝鮮中央通信は、「朝米関係を両国人民の利益に即して発展させ、朝鮮半島と地域、世界の平和と安全に寄与する意味ある契機となる」とその意義を強調した。
●Q&A 第2回朝米首脳会談を読む
姜イルク(朝鮮新報平壌支局)
①ベトナムの首都ハノイで、朝鮮と米国の首脳が会談したね。その背景は?
②合意文が出なかったのは、なぜ?
③双方の認識に溝があったというけれど、その点を教えて。
④朝鮮はなんで制裁解除にこだわるの?
⑤今後の展望と課題を教えて。
●米の「全面制裁解除」に反論/李容浩外相が記者会見
朝鮮の李容浩外相が3月1日未明、ハノイ市内のホテルで記者会見を開き、トランプ米大統領が朝米会談後の記者会見で「朝鮮が制裁の全面解除を求めた」と発言したことについて反論した。
●識者の目
後戻りはない、南北がスクラムを(康宗憲・韓国問題研究所所長)
制裁解除への朝鮮の原則的立場とは(洪忠一・朝鮮大学校政治経済学部准教授)
●「交渉継続、次に期待」「一喜一憂せず、見守りたい」/大阪・生野同胞の声