【特集】ブレイク宣言! 新天地に臨む若きアスリート
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日本国内には、スポーツの世界で活躍する同胞アスリートが数多くいます。今回は、新戦力として勝負の世界に足を踏み入れた若きアスリートに注目しました。
新天地に臨むアスリート、実力と伸びしろを兼ね備えた「ミレ・モンスター」など、希望に満ちた選手たちをクローズアップ。また、アスリートを支えるベテランスタッフには、選手たちへのエールを送ってもらいました。
あきらめない心、つかみ取った夢の舞台
朴一圭(J1 横浜F・マリノス)
昨シーズン、J3のFC琉球でリーグ優勝とJ2昇格に貢献し、今シーズンからJ1の横浜F・マリノスへ移籍した朴一圭(GK)。3月6日のカップ戦でデビューすると、リーグ戦でも第5節から3試合連続、そして負傷による1試合欠場を挟んで2試合連続でゴールマウスを託されている(第10節時点)。J3からJ1へ、異例ともいえるステップアップを果たした朴に4月26日、インタビューした。
インタビュー
①貪欲にゴールを目指して
韓勇太(鹿児島ユナイテッドFC)
PROFILE
はん・よんて●1996年、東京都生まれ。東京朝鮮第1初中級学校、東京朝鮮中高級学校、朝鮮大学校を卒業。同大サッカー部キャプテンを務めた。朝鮮代表としてAFC U-23選手権大会(17年)、アジア大会(18年)に出場。
②ただ強くなりたい
李健太(帝拳ジム)
PROFILE
り・ごんて●1996年、大阪府出身。東大阪朝鮮初中級学校、大阪朝鮮高級学校、日本大学を卒業後、プロ転向。高級部時代に高校ボクシング6冠、公式戦62連勝を果たした。朝鮮代表として「世界ボクシングユース選手権大会」(14年)「リオデジャネイロ五輪アジア予選」(16年)「アジア大会」(18年)に出場。18年9月にB級プロテストに合格、19年2月2日にプロデビュー戦で1RTKO勝利。
③バックグラウンドを強みに、世界も見据え
李承信(帝京大学ラグビー部)
PROFILE
り・すんしん●2001年、兵庫県生まれ。神戸朝鮮初中級学校、大阪朝鮮高級学校出身。地元の「兵庫県ラグビースクール」で4歳からラグビーを始め、大阪朝高ラグビー部へ。3年時に4年ぶり10度目の「花園」出場を果たす。また、2年生でラグビー高校日本代表に選抜、翌年度は日本代表キャプテンも務めた(いずれも同校史上初)。今年4月より帝京大学ラグビー部に所属。
④ベンチからトップリーガーへ
韓尊文(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)
PROFILE
はん・じょんむん●1996年、大阪府出身。東大阪朝鮮初中級学校ではサッカー部に所属。大阪朝鮮高級学校、流通経済大学ラグビー部を経て、19年に神戸製鋼コベルコスティーラーズに入団。14年に冬の「花園」に出場(大阪朝高)。16年にはセブンズ日本代表としてセブンズワールドシリーズに出場した。
⑤感謝を忘れず、名を轟かす
呉洸太(Honda HEAT)
PROFILE
お・ぐぁんて●1996年、大阪府出身。3歳からラグビーを始めたが、東大阪朝鮮初中級学校ではサッカー部に所属する。大阪朝鮮高級学校、法政大学ラグビー部を経て、19年にHonda HEATに入団。大阪朝高3年時(14年)には、冬の「花園」に出場。ポジションはセンター。
ミレ(未来)・モンスター
プロ、世界チャンピオン、国家代表選手―。在学中のアスリートたちの中から将来、スターになる可能性を秘めたホープたちを紹介します。
- 鄭有茄さん フィギュアスケート
- 黄将さん テコンドー
- 梁章太さん ボクシング
- 高智蓮さん 空手
- 梁賢柱さん サッカー
- 金樹成さん(右)、安准吾さん サッカー
- 金秀隆さん ラグビー
- 李慧京さん 競泳
“プロ1年目”の君たちへ
指導者たちが贈る言葉
監督やトレーナーをはじめスポーツ選手を支えるスタッフなくしては、選手たちも十分に力を発揮できない。
「プロ1年目」をどのように乗り切ればいいのか。選手たちにエールを送ってもらった。
毎日の自分を超えて
NECグリーンロケッツ・S&Cコーチ 南暢洙さん
地道な準備で自信深めて
川崎新田ジム・トレーナー 孫創基さん