“+α”いっぱいの幼稚園!/おいでよウリハッキョ vol.25 小倉朝鮮幼稚園
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幼児教育は“根っこを育てる”といわれ、朝鮮幼稚園は民族教育の入り口でもある。現在、福岡県には3ヵ所の朝鮮幼稚園(班)がある。そのうちの一つ、小倉朝鮮幼稚園(北九州市小倉北区)を訪ねた。一人ひとりの発育を大事にしながら、生活の中で「ウリ」を教える工夫が満載だ。※取材日=19年3月中旬
△今月のハッキョ
岡山朝鮮初中級学校
歴史:1980年4月、小倉朝鮮幼稚園が教員3人、園児18人で開園。81年にオモニ会が結成。83年4月から3歳児を対象に「保育班」を設置。85年11月、小倉北区常磐町の仮園舎に移転し、翌年3月に新園舎を竣工。2005年より月2回の英語リトミック教室を開設。06年、2歳児と満2歳児を対象にした「コッポンオリルーム」設置。09年にアボジ会が結成された。
データ:金聖恵園長/園児:13人(19年4月現在)/学区:福岡県北九州市小倉北区、小倉南区、戸畑区、門司区と八幡東区の一部
〒802-0022
福岡県北九州市小倉北区上富野4-2-12
Tel:093-531-2080
いつでも仲良し!
毎朝、お迎えのバスに乗って登園する子どもたち。車を降りるやいなや元気いっぱい園舎に駆けてきた。同園では満2歳児から年長までの子どもを受け入れ、複合班で保育をしている。年上が年下をよく気にかけ、手をつないだり温かく抱きしめたりと、分け隔てなく仲のいいようすが伝わってくる。