デザイン
広告
さて、やっと6月号編集工程も終盤です。
今が一番ホッと落ち着ける時期です。
私はデザイン担当ですが、雑誌デザインはイオ編集部に来てから携わるようになりました
(それまではチラシやポスターなどを主に作っていました)。
新しい職場で優しくも厳しい上司のモトで、いくつもの壁にぶつかる毎日。
私には社会にでて師匠(そして私は弟子)と呼べる方がお二人います。
お二人とも私なんか足下にも及ばないほど、経験豊富で知識も豊富。
もちろん「デザイン」に関しても。
当初デザインに携わった時は100回以上直され、
やっと一つのモノができあがったものです。
そんなこんなの基礎をたたき込んでもらい、
学校などでは学べないものを実践で教えてもらいました。
まだまだ至らないと思うことは多々ありますが、
それでもそれほどの情熱を持ち教えてもらったこと、とても感謝しています。
話変わって、先日森アーツセンターで催されている
「メイド・イン・カッシーナ」展へと行ってきました。
その展示会は他のものを見に行くついでに行ったものでしたが、
かなり刺激を受けました。
カッシーナとは300年以上もの歴史をもつモダンファニチャーブランドです。
椅子やテーブルなどの家具がそこには展示されてました。
生活に必要なものたちが、機能性も良くスタイルも良くデザインされ、
何十年も前に作られたものでもいまだ新鮮さが残っている。
そのことに驚きを隠せませんでした。
展示場には実際にその椅子やソファーに腰掛けて
映像をみれるブースもありました。
そこに座ったところ、なんという座り心地の良さ!!
後でネットで調べてみると60万~150万円ほどの値段でした。
・・・さすがです。
デザインとは生活をより豊かにするものなのだと改めて思いました。
そこかしこに、生活の隅々に、見渡す限り現代はデザインが溢れている。
その中でもやはり質の良いデザインは長~く残っていくのですね。
今現在デザインに携わっている身として、
もっともっと、
自分自身も昔の先生方を越せるほど、より良いデザインを求め、
がんばらなくてはと思わされた1日でした。(愛)
※写真は前回のブログで紹介できなかったイオで新しく作ったチラシです。