雨
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この原稿を書いているいま、雨が降っている。
雨の日でもいつもの靴を履いて出る。多少雨が降ったからと雨靴など特別な靴を履くことはない。そもそも雨靴を持っていない。
子どものころは、雨が降ると雨靴(長靴)を履いて学校へ行った。子どもだけでなく大人も、男性は黒い長靴を、女性はカラフルな色の雨靴を履いていた。
当時、住んでいたところは、舗装された道路がほとんどなく、雨が降ると道がぬかるんだり大きな水溜りができるので、必然的に雨靴が必要でだった。車が横を通るときに、よく水を引っ掛けられた。
しかし、ある時期から雨靴をまったく履かなくなった。中学に入ったころだったと思う。道が舗装されたことと、ファッションに対する意識が変わって、男性ならばダブダブで黒い雨靴を履くことが恥ずかしいと思うように、世間一般がなったからだろう。
しかし、近頃また、雨靴を履く人をよく見るようになってきた。子どもは昔ながらの雨靴を履いているし、大人はもちろん、おしゃれな雨靴を履いている。
今年もそうだが、大雨による被害が各地で起こっている。「記録的な大雨」という表現が非常に多く使われる。東京でも、集中的に豪雨が降り、舗装された道路が一面、水だらけになるということもある。
以前は、普通の靴で歩いていてもほとんど支障はなかったが、いまは足がグショグショに濡れることが多い。しっかりとした雨靴の必要性を東京のど真ん中でも感じるようになってきた。
きちんとした根拠があるわけではないが、「異常気象」という表現がいいのかどうかはともかく、やはり気象が変わってきているのだと思う。道に水溜りができる程度ならかまわないが、死者が出たり住む所が台無しになるのは、悲しくてやりきれない。
ブログのページを秋バージョンにしました。春に始まったブログですが、一度もデザインを変えずに、夏バージョンをすっ飛ばして秋バージョンにしたわけです。
また、カテゴリーを編集部員のイニシャル別にわけて、筆者別にまとめて読めるようにしました。これも以前から要望があったのですが、やっと実現させました。
この方面の技術に疎いため、ブログが始まって半年以上が経っても改善すべき点は多くあるようです。(k)