現在イオ編集部は〆切間近です。
よっていまが一番の踏ん張りどころだと言えるのですが、この時期になるとどうも生活面での記憶力というものが怪しいものになってきます。

例えば昨日の会話。
「それって前言ったあの歌みたいなことか～」「え、あの歌ってどの歌？」「ほら、あれだよ、前話した○○の××っていう歌」「え、そんな話聞いたっけ？」「絶対話した！」「聞いてないよ～」「言ったし！」「……………」
といった具合に、頭の中が疲れのピークを迎えると何も思い出せません。
まるで仕事面の記憶だけにCommand+shift+S(パソコン用語で上書き保存／Mac用）されたかのように、真っ白になっています。

そう思うと、また別の話になってしまいますが、
例えば楽しかった思い出の場所なども、行けば行くほど少しずつCommand+shift+Ｓされていって、その思い出が薄れていってしまうものなのかなと少し切なくなります。
思い出が格別であればあるほど、なおさら行きたくなくなります。
逆にいやだった記憶もCommand+shift+Ｓしていい記憶に落ち着けばいいのですが、なかなか現実世界はそううまくはいきませんね。

只今Command+shift+Sを打ちながら、データを保存しつつ、そんなことを思う日々を送っています。（愛）