観光地
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月刊イオは雑誌編集といっても、半分は取材記者のようなものだから、仕事がら取材のために日本各地に出かける。最近はめっきり減ったが、若いときは本当によく各地を回った。いまは(里)を筆頭に若いメンバーが各地を回っている。それがちょっと羨ましい。
日本各地を回っても、取材対象は主に同胞たちや同胞社会なので、場所場所の観光地を訪ねるということはほとんどない。少なくともわたしの場合はそうだった(他の部員はけっこうちゃっかりと観光を楽しんでいたりして)。
写真は、世界遺産にも指定されている姫路城。JR姫路駅からすぐのところにあった(そんなに近くにあるとは知らなかった)。姫路で取材が終わった後、取材地と姫路城があまりにも近かったので、行かない手はないと訪ねたのである。しかし、あまり時間がなかったのと(すぐに大阪に移動しなければいけなかった)、入場料が600円もしたので、外だけ眺めて後にした。
今まで姫路市には何度も行っている。でも、西播朝鮮初中級学校にしか行ったことがない。学生時代には西播学校で夏の講習会があったし、何年か前の111キロマラソンというアホな企画のスタート地点が西播学校だった。他の地方も同じような感じである。例えば宮城県に行ったって、松島に行くわけではない。
まあ、今回、少しだけでも姫路城を見ることができたのはラッキーだったと思っている。紅葉も綺麗だったし。
今回の関西出張も、あわただしい日程だったが、新しいいろんな出会いがあって充実していた。日刊イオの愛読者だという日本人の方にもお会いすることができた。
観光地に行くよりも、よっぽど楽しい。(k)