事実関係はしっかり確認を
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私は今まで「無くしもの」をあまりしたことがありません。
基本、電車や飲食店の席を立つ時には、
自分が座っていた場所を振り返って
忘れ物がないか確認しますし、
忘れっぽい性格も手伝ってか
確認、確認、と結構念入りなつもりではあります。
人生の中で一番悔やみきれない「無くしもの」は、
ずばり、大学の卒業式に撮った写真のデータチップです。
デジカメ自体は残っているのですが、データチップはどこをどう探しても見当たらなかったのです(本当にナゾです)。
あれから1年以上経ち、そんなことはすっかり忘れていましたが、
もったいないことをした自分に少し腹が立ちます。笑
最近では、某劇場でマフラーを落としました。
でも、親切にも届け出てくれた方がいて、
再び手元に戻ってきました。
そして昨日。
いつも持ち歩いているカバンを持って、朝出かけたところ、
ないんです、財布が。
先日マフラーを落とした際にもこのカバン(浅めの手さげバッグ)だったので、
「またやっちゃた!?」と焦りまくり、
最寄りの交番に駆け込み財布の「捜索願い」を出しました。
落ち着きのない私を見ながら交番の人は
「私もなくしたことがありますから、とりあえず冷静に対処しましょう」と一言。
私:「本当ぼーっとしてました。ところでその財布は見つかったんですか?」
相手:「いやー、出てこなかったですねー」
私:「そうだったんですか(おじさん、そこはフォローして~)」
家に一旦戻ってキャッシュカードなどを止めようかと思っていた矢先。
ようすを見に来たオモニが「財布昨日オンマのカバン中入れてたじゃん」と言ってきました。
記憶をざっと辿ってみたところ、土曜の夜、
オモニのカバンを日曜のために借りた私は、
確かに財布だけ先に移しておいたのです。
「そうだーーー!!」と絶叫。笑
それなのにそれなのに、
交番では「朝は確かにカバンの中に入ってるのを見た」とか、
自分の妄想を語ってしまっていたんです。
当たり前にカバンの中に入ってるはずという思い込みが、
無いものも有るかのようにしてしまったわけです。
とんだ迷惑をかけてしまいました。
それにしても前日のことを根こそぎ忘れてしまっている自分に、
お手上げというか、単純に引きました。苦笑
突っ走ってしまう前に、まずは事実関係をしっかりさせなければ、ですね!(里)