朝鮮のお土産
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先日、といっても2月末のことですが、朝鮮民主主義人民共和国での取材を終えて日本に戻ってきた朝鮮新報の李記者から、お土産をもらいました。
私が昨年朝鮮に行って戻ってきたときには彼にお土産を買ってこなかったのに…。悪いことをしました。ゴメンネ。
そのお土産が上の写真。
パッと見ただけでは、何かわからないと思いますが、お酒(焼酎?)です。パックに入っていて、軽くて持ち運びに便利で、お土産にはぴったりです。李記者は記事も土産選びもセンスの良さが光ります。
手前の赤いほうが「장뇌산삼술」で、緑色のほうが「송이버섯술」。絵が描かれているように、それぞれ「朝鮮人参酒」「松茸酒」です。朝鮮には松茸のお酒があるんですね。私も見るのは初めてでした。松茸酒はさらに、朝鮮の名山、七宝山の湧き水を使っているというありがたいものです。
両方とも、朝鮮の三日浦特産物工場で作られたものです。容量はともに100ml、アルコール度数は38%と30%になっています。
三日浦特産物工場は、昨年非常に注目を集めた工場で、朝鮮新報にも何度も紹介されました。国産原料100%でさまざまな食料加工品を400種類以上も製造する工場だそうです。
昨年4月7日、人工衛星を打ち上げた直後に、金正日総書記が工場を現地指導したことで一挙に注目が集まりました。この工場がモデルケースとなり、同じような工場が朝鮮の各道に作られているそうです。工場直営の三日浦特産物商店は、年中無休で24時間営業という、日本のコンビニのようなお店です。
お酒を手にとって、ちょっと驚いたのは、裏面にバーコードが印刷されていたことです。いろんな意味で、朝鮮は変化していることが、このお土産を見ただけでわかりました。
また、朝鮮に行ってみたくなりました。
お土産のお酒は、もったいなくてまだ飲んでいないので、どんな味なのかまだわかりません。朝鮮人参酒の方は大体の味が想像できるのですが、松茸酒の方は想像できません。近々飲んでみようと思います。
想像を絶する味だったら、また、ここで報告いたします。(k)