今日は最終戦です!
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いくつかの番狂わせを巻き起こしながら、W杯のグループリーグが大詰めを迎えている。
昨日はイタリアの敗退が決定し、一方で日本が決勝トーナメント進出を決めた。
他国開催で、東アジアから2つのチームがベスト16に駒を進めたことは快挙と言える。
東アジアのもう一つの出場国・朝鮮はすでにグループリーグ敗退が決まっている。
ブラジル相手にすばらしい戦いをしたかと思えば、ポルトガルには大敗と、記憶に残る試合を演じたが、最終戦の相手はコートジボワール。
今日の日本時間11時にホイッスルが鳴らされる。
有終の美を飾ってほしいとは思うが、ご存知の通りコートジボワールも強豪国なのである。
ブラジル戦のときも、ポルトガル戦のときも、日本のアナウンサーたちは、朝鮮代表に好意的だった。
同じアジアからの出場国ということ、またJリーグでプレーする2選手がフィールドに立っていることがその理由だろうが、いつも「朝鮮=悪」というイメージで報道がなされるこの国で、うれしい「誤算」だった。
決して華麗ではないけれど、ひたむきで愚直な朝鮮のサッカーが共感を呼んだのかもしれない。
スポーツは政治にできないことを成し得るんだなぁと改めて感じている。
さて、今日の試合、4年後につながるような試合にしてもらうために、朝鮮代表にみんなで念力を送りましょう!(茂)