地元の友人たち
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盆に地元に帰って、思う存分遊び呆けてきた。
休みが近づくにつれて、ソワソワが止まらない。
これは東海道新幹線の新大阪行きに乗って、名古屋あたりになったときにソワソワしだす気持ちと一緒だ。
休み期間はほぼ家で涼み、残りの二日間は地元の友人と飲みに行った。
久しぶりに会う友達との会話は相変わらず他愛もなく、時間が早々と経過するのが憎らしい。
高校時代同じクラスだった友人は、 いつまで経っても私を気難しい「プッツン娘」として扱う。
当時の私の過激発言などを恥ずかしいほどよく覚えている。耳を塞ぎたくなる発言ばかりだ。
でもそれが許せてしまうようなキャラだったらしい。
「私も変わったんだ」と言いたかったが、その思いは「不味い」と渡された
友人のハイボールと一緒に体内に飲み込まれて行った。
自分がやりたいことを仕事として活かせている友達。
自分の夢に向かって、再スタートを切った友達。
仕事をやめたいとぼやく友達。
「やりたいことを仕事に出来ても楽しいだけじゃない」
その言葉を聞いて、自分の胸が深くえぐられるような気持ちになった。
お酒をセーブして飲める様になるまで、随分時間がかかったと思う。
お酒で羽目を外しすぎたことなんていくらでもある。
それが地元の友人だと、全くといっていいほど酔わない。
お酒よりも、会話を楽しみたいとい気持ちが強くなる。地元の友人の力はすごい。
東京に帰る前日に会った友人が、あるブログを私に勧めてきた。
日記代わりに書いているという友達のブログタイトルが、あまりにもポジティブ過ぎて吹き出した。
きっと元気づけてくれるような日記があるはず。
彼女のブログのアクセス順位をあげるためにも、まめに日記にコメントしようと密かに思った。(麗)