九州の中の朝鮮をたずねて(大分)
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今回は前のブログに続き、
「九州の中の朝鮮」パート2、
大分県編です。
まずは、「宇佐神宮」(宇佐八幡宮)からスタート!
最寄りの駅はJR宇佐駅。
駅に着いた時のアナウンスが忘れられません。
「うさ~~、うさ~~」と、
「さ」にアクセントが入ったイントネーションに、
はじめは驚きました。笑
早速、宇佐神宮へ。
大ーきな鳥居をくぐって最初に目に入ったのは、、、
↑可憐な蓮の花でした。キレイです。
その先へと進むと、
↑鳥居が2つも!
↑最初は左側の鳥居から。
鳥居をくぐって参道を歩いていくと、
↑上宮に辿り着きました。
そしてさらに進むと
↑楼門。この中に本殿があります。
宇佐八幡神のルーツは、
朝鮮半島で祀られていた祭神だったという説があるそうです。
なんでも、宇佐の地に古来から居住していた
朝鮮半島からの渡来人氏族たちと関係が深いことが主な理由だそうです。
調べるうちに、とても謎が多いことがわかりました。
取材過程で大分のとある学園の学長さんともお会いする機会があり、
その方から、ほかにも興味深い大分県と朝鮮半島のゆかりを
教えていただくことができました。
さて、次は姫島という場所をめざします。
宇佐駅からバス(1時間に1本くらい)に乗って、
国東半島の端まで行きます。
1時間くらい揺られ、途中乗客も結構乗ってきましたが、
みんな途中下車していき、
終点の伊美港に着いたころには
私ひとりでした。
でもまぁ、ステキな車窓を楽しめました。
いざ、フェリーへ乗船! ↓
フェリーに揺られること約20分・・・
↑姫島港が見えてきました!
港に降り立つと、数軒レンタサイクルの店がありました。
まずは自転車を借ります。
少し椅子が低かったですが、そこはガマン。笑
↑こんな「サイクリングロード」がずっと続きます。
↑途中、姫島海水浴場も見えます。
子ども数人が遊んでいました。
初めての道だったのと、海風とでなかなか進めず
30分ほど経ってようやく目的地へ。
目印となるのが左手に見えてくる建物。
↑姫島村健康管理センターです。
そしてそのすぐそばに
↑比売語曾神社(ひめこそじんじゃ)があります。
ここに祀られている神、すなわちここ姫島の神は、
朝鮮半島からやってきた童女だったのです(日本書記にある伝説)!
↑ここに書いてありました。
横には「拍子水」という湧き水も。↓
↑触るとひんやり気持ちいいです。
お姫様(先の比売語曾の神)がおはぐろをつけた後、
口をゆすぐ水がなく、
手拍子を打ったところ水が湧き出したのでこう呼ぶそうです。
前に紹介した健康管理センターでは、
この湧き水を温めた温泉に入ることができます。
大分の最後は温泉地・別府へ。
ここでは最近にわかにその名を轟かせている
「別府冷麺」を味わいます。
朝鮮に生まれ、
祖国解放後に旧満州から日本へ渡ってきた
在日コリアン1世が広めた味です。
↑「春香苑」で本家本元の味を楽しめます。
ほかにも別府市内には「別府冷麺」と銘打って
自慢の冷麺を出す店が多いので
ぜひ食べ歩いてみてはいかがでしょうか。
こんな夜景も楽しみながら。笑↓
大分県内の主な移動は、
この「特急ソニック」にお世話になりました。↓
見た目も中身もスタイリッシュで、
とても快適でした♪(里)