イオフレンズ
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現在、今年最後となるイオの12月号にとりかかっている。
本誌は80ページからなる月刊誌だが、半分以上のページは連載もので成り立っている。
イオの編集を理解し応援してくれる書き手や画家、イラストレーターによって、本誌は14年半の間、雑誌を続けてこられた。来年は創刊15周年だ。
新聞にいた時代に何度か依頼原稿を担当したことがあるものの、イオ編集部に来てからは「この人に書いて欲しい!」と思う機会が増え、筆者に意思を伝えること、それが伝わり、原稿として結実した喜び、さらには読者と共有する編集者としての楽しさややりがいも感じるようになった。新しい世界を学ばせてもらったと思っている。
今年、イオの表紙は創刊当初から本誌を手伝ってくれているイラストレーターのIさん
http://www11.ocn.ne.jp/~imu/pockchaccha/pock-site.htmlが担当してくれている。
粘土で作る朝鮮トラ、ラーメンカップで作るチャンゴ、チルソク(七夕)を彩るランプ(写真)…身の周りにある素材でウリマルを楽しんだり、日本や西洋のものとは違う民族的な素材に触れる…。生活の場、子育ての場から生まれたアイデアはとても温かく、読者にも共感が広がっているようだ。
創刊当時からイオを見守ってくれた方々は他にもたくさんいらっしゃるが、互いに切磋琢磨しながら、雑誌をよりよくするための意見を率直に交わせることがいい。心地よい緊張感とでも言おうか…。
今年6月にリニューアルされたホームページも、イオのオリジナルメンバーの提案によって実現した。
私たちイオ編集部は、このようなイオフレンズたちによって支えられている。
新たな年に向けて、この輪をさらに広げて行きたい!(瑛)
イオフレンズ歴14年
イオ表紙「ウリマルで『福』みーつけた!」についてコメントさせていただきたく…
初投稿します。
私はイオ創刊以来、ほぼ毎月、カットイラストなどを提出しておりまして、”イオフレンズ歴14年”になります。
創刊当時、編集部員だったK先輩(オンニ)の紹介がきっかけで、今こうして続けられていること、この場をかりて感謝申し上げます。
昨年のいつ頃だったか…なんとなく提案してみた「オンマとオリニの手作りコーナー」。
これが表紙として採用されることに!
撮影スタッフの皆様、至らぬ私につきあっていただきありがとうございます。
作品は日常、暮らしの中にある 小さな『福』、ささやかな『喜び』をみつけ楽しむ(育む)ことがテーマです。
子供が元気よくハッキョから帰ってくる
覚えたてのウリマルを聞かせてくれる
ハラボジ、ハルモニの前でウリノレ(うた)を披露する
ソンジャの成長に目を細める祖父母の表情だったり
本国(南北)の親戚との再会で「アンニョンハセヨ」と挨拶する子供たちを抱きしめるサンチュン(叔父)の表情
などなど
そこに流れあふれる愛情や喜びの空気感、体験が作品に繋がっています。
大切な人の幸せを願う心は時代が代わっても、国が違っても変わらないもの、
凍てついた関係や時を解かし、国境やら垣根を越えるパワーに繋がると信じます。
来年も引き続き、表紙を担当させていただく事となりました。
微力ではありますが、「イオ」愛読者の皆様とオリニたちの未来に『福』があふれますよう、思いをこめて作品に取り組んでまいります。
創作にあたって
なによりもハッキョソンセンニム(先生)への感謝を忘れてはいけない…
ほとんど休日無しのスケジュールで 授業、部活指導、学校行事をこなし、ヤンチャな子供たちにきめ細かい指導してくださるソンセンニム方には本当に頭が下がります。
おかげで子供が運んでくれる「福(成長)」に毎日泣き笑い、楽しんでます。
「オンジェナ、コマッスムニダ!(いつもありがとうございます!)」
イオフレンズ ☆ imu
imuさんへ
今年のイオの表紙は、各方面から非常に良い評判をもらっています。本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いします。