遅延の理由
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通勤に総武線を利用する私。電車が遅れるのはしょっちゅうで、何も驚くことではない。(朝のラッシュアワーは混雑で常に遅れているから、その分のタイムロスを勘定に入れて家を出ないと、毎日遅刻することになる。)
でも、たまに何かの事故やトラブルやらで結構な時間電車が遅れることがある。
数日前もそうだった。朝、最寄の駅に着くと、総武線の○○駅で非常停止ボタンが作動して、上下線に遅れが出ているとのアナウンス。
20~30分ほど遅れて出社。インターネットで朝のニュースをチェックしてみると、今朝の電車遅延に関する情報が載っていた。
「ふむふむ、何で遅れたんだろう?」
マウスをカチカチ、クリック。
○○新聞が明らかにした遅延の理由とは・・・
電車内でのケンカ。
車内で乗客の男性2人が激しく口論していたため、車掌が2人をホームに降ろして、駅員に引き渡したという。
うむ。腹立たしい、情けない、恥ずかしい。
ケンカの理由は(現場にいなかったので)わからないが、自分が見てきた限り、朝の電車内でのいざこざは8~9割方どうでもいいような、しょうもない理由から起きている。間違いない。当人たちは真剣(?)なんだろうが、傍から見ると滑稽にすら思えてくる。足を踏んだとか、肩がぶつかったとか、押したとか押さないとか。
40代、50代の、勤め先ではそれなりの地位についているような人が周囲の迷惑も顧みず、あーだこーだとやっていると、もう失笑を通り越してこちらの方が恥ずかしくなってくる。
電車の中では総じてみな不機嫌。朝の満員電車という、世界的に見ても群を抜いてストレスフルな空間に毎日のように投げ込まれていることを考えると、同情すべき点はあるのかもしれないが、それにしてももう少し「大人」になれば、と思ってしまう。そして、ケンカするならもっとましな理由でやれよ、とも。
ともかく、ストレス社会に生きているからこそ、心にゆとりを持って、生活すべきだと感じた。
チャンチャン。
これ、自分の行いを全部棚に上げて言っています。(相)