これってインチキじゃないの?
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近頃、メディアでは大相撲の八百長問題が連日取り上げられています。相撲協会側は、以前まで八百長はなかったと主張していますが、どう考えてもおかしいでしょう。角界という巨大なヒエラルキーの中で、平幕や十両の関取数人が何もない状態から突然八百長のような大それたことを実行できるわけがないですよね。角界全体で昔から八百長が常態化していたことは間違いないと思います。相撲協会側は過去のことにまで問題が波及するのを恐れて、「とかげのしっぽ切り」で事態を収束させたいようですが。
一方で、「高校無償化」問題。手続き停止措置が継続していますが、想像力をたくましくすれば、もしかして日本政府は「高校無償化」を認めてしまうと、朝鮮学校や民族教育に対する今までの排除や弾圧も間違っていたことになることが怖いから、ことを「穏便」に収めるための言い訳を考えているのでは、と勘ぐりたくもなります。八百長問題に直面している相撲協会のように。「これまでの政策に問題はないが、今回に限っては朝鮮学校を排除することはしない」といった、ウルトラC、いやウルトラZなみのアクロバティックな論理を。どうこねくり回しても屁理屈にしかなりませんが。
もちろんここで強調するまでもなく、日本政府は今回だけ朝鮮学校を差別しているのではなく、一貫して在日朝鮮人の民族教育を貶めて、抹殺しようとしてきました。
ことは、「無償化」が実現して「めでたしめでたし」というレベルではもはやありません。昨年3月の時点で適用されてしかるべきだったのに。仮に今すぐ適用されたとしても、プラスマイナス0の地点に戻っただけ、いや、もはや大幅なマイナス。
今回の「高校無償化」問題こそ、政治家、官僚、メディアが一体となった、まさに相撲協会も真っ青の八百長(というか、インチキ)でしょう。これは、上でも言いましたが、今回に始まったことではなく、過去半世紀以上にわたって連綿と続いてきたことです。そして、このような状況に沈黙、あるいは同調し、日本政府が性懲りもなく同じ蛮行を繰り返すことを許してきたこの国の世論も共犯だと思います。(相)
その通り
確かに高校無償化が適用されて「はい、良かったね」では終われないですね。
高校無償化は、恵んでもらう施しではありません。
我々が受けるべき当然の権利です。
無償化適用が当たり前( *`ω´)