学びの心を忘れずに
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「学ぶことに年齢は関係ない」
世間でよく言われる言葉だが、老いてますます学び、さまざまな分野にチャレンジする人は少なくない。取材の過程でこういう方々に出会うと、自分の日々の生活を省み、身が引き締まる思いがする。
先日取材したある1世同胞は、60歳を過ぎてから2つの大学で学び、70歳を過ぎてからは大学院に入って経済学を専攻した。今年90歳になるが、今も健在だ。
15年以上前の大学院入学式の写真を拝見させてもらったが、若者に混じって式に参加するその表情は、少々照れながらも学ぶことへの喜びであふれているように見えた。
また、今年2月号の「ブロガーズ@io」で紹介した藤永茂さんも御年83歳ながら自身のブログを運営し、定期的に文章を発表なさっている。
もちろん、ある面において「学ぶ」ということが「特権」と化しているという指摘もあろう(経済的余裕や生活環境、時間の有無など)。しかし、さまざまに困難な状況や制約の中でも、熱意を持って学び、自らの可能性を切り拓いている人たちはたくさんいる。
「明日死ぬがごとく生きろ、永遠に生きるがごとく学べ」(Live as if you were to die tomorrow、Learn as if you were to live forever)―マハトマ・ガンジー
「日々の仕事に忙殺される」と言い訳をせずに、いつまでも学びを気持ちを忘れず、ガンジーの言葉を自分なりのやり方で実践していきたいと思う。(相)
Unknown
ガンジーの言葉が胸に響きます。今の私の気持ちそのものです。学ぶことに年齢は全く関係ないとつくづく思います。明日どうなるか分からないから今日、後悔のない様一生懸命学び、毎日詩を書き、行動したいと思う今日この頃です。
Unknown
オンニョ様、コメントありがとうございます。私も体力、気力とも充実している30代半ばの今を無駄にせず、日々学んでいきたいと決意を新たにしました。