「新1年生」と「外務省ホームページ」
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先週土日は各地でウリハッキョの入学式が行われたのではないでしょうか。
生まれた時からまるで自分の子どものようにかわいがっている甥っ子も、ウリハッキョに新1年生として入学することになりました。
下記は入学式の前日のやりとりです。
父:「入学おめでとう!!」
甥っ子:(大きな声で)「ありがとうございます!!」
父:「じゃあ練習だ!○○○ハッセン!」
甥っ子:「イェッ」
父:「もっと大きな声で。○○○ハッセン!」
甥っ子:「イェッ!!!」
とまあ、こんな調子で入学式当日は朝早くから起きて、体に比べておおきな책가방(ランドセル)を背負って意気揚々と入学式に参加したそうです。
そして、昨日は初登校日でした。
甥っ子が住んでいる所からウリハッキョに通うには、7時に通学バスに乗ってひと山越えて、1時間車に揺られながら行かなければなりません。
6歳の子どもにはきっとあまりに遠く感じたのか、ソンセンニムになぜウリハッキョはここにしかないのかと聞いていたそうです。
遠すぎるよ~とぐちっていたそうです。
私もウリ幼稚園にそのバスで通っていたのですが、車酔いをして何度もお戻しをしてしまうくらい、結構きつかったです。
それでも、やっぱり甥っ子にはがんばってウリハッキョに通ってもらいたい。
日本政府はこんな非常事態でも、ウリトンポたちに打撃を与えます。
先日ある事実を知りました。
日本の外務省のホームページで各国からの支援として、支援を受けた国名を羅列しているのですが、
朝鮮民主主義人民共和国の名前がどこにもない。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/saigai/index2.html#omimai
朝鮮赤十字会から日本赤十字社に10万ドルを送ったというれっきとした事実があります。
下記 【東京25日聯合ニュース】
http://news.goo.ne.jp/article/yonhap/world/yonhap-20110325wow025.html
しかし、カーソルを下まで回しても、血眼になって探しても、見つからない。
あった事実をないことにしたいのだろうか?
なんか、本当に、この国の政治のスタンスに、がっかりしました。
「ともにがんばろう」なんて言葉だけ。自分たちに邪魔なものは非常事態でも排除する。
そんな国で生きていくには、影響の受けやすい小さなころから、
ウリハッキョでいろいろと学んで、考えて、
在日朝鮮人として生きていくための何かをみつけて欲しいと思うのです。
ウリハッキョは反日思想を植え付ける場所でもなければ、変な思想を吹き込む場所でもない。
ただ単純に、
自分が自分らしくまっすぐに生きていくために、
絶対に必要な場所なのですから。(愛)
Unknown
日本政府はやはりどこまで行っても日本政府ですね。わたしのように日本国籍をもつものが日本の政治を変えられない責任感を痛感しています。いちにちも早く、日本にまともな政府ができて、朝鮮に対する歴史の清算を実現しなければなりません。