田植え
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「(相)さん、連休中の5日は時間空いてる?」
「ええ、まあ」
「一緒に田植えやろうよ」
「えっ?!」
ということでゴールデンウィーク最終日の昨日、知人に誘われて千葉県成田で田植えをしてきました。
その知人が関係する食品販売店に米や野菜などを納品している農家にうかがって、農作業を手伝うというもの。お店のスタッフやその家族、知人などを中心に15人ほどが集まりました。
農作業は平壌駐在記者時代に取材先の農場で何度か経験したことがあり、初めてではないのですが、やはりきつい肉体労働には違いないわけで、一夜明けた今は体中が筋肉痛です。
田植え作業をする私
今回うかがった農地は成田空港のすぐ近く。10分に1回の割合で、飛行機が頭上のかなり近い位置を通過します。苗を植えた田んぼの大きさは2反ほど。人手もそれなりにいたので、3~4時間で作業を終えることができました。
田植えの後はみんなでバーベキュー。とれたての新鮮な食材を使った食事は本当においしく、ついつい食べ過ぎてしまいました。
のどかな農村風景
上空を通過する飛行機
竹やぶで採ったタケノコ
原木栽培しているしいたけ
農作業をやっていると、不思議と雑念が頭から消えます。目の前の作業に集中する。そうするといつの間にか時間が過ぎていました。
人は太古の昔から自然の恵みによって、食物を作り、生きてきました。機械化されたとはいえ、人の手による稲作の根本は変わっていません。田んぼのぬかるみの中に入り、苗を手に持って、1本1本植える作業をしながら、昔から続く人の営みの歴史の中に自分もいるのだということを感じました。(たかが田植えで大げさなことを書いてしまい、すみません)
秋には、今回植えたものを収穫するので、ぜひその時も、と誘われました。田植えに比べて稲刈りは倍大変だとか。今回田植えをした人は責任をもって次回も参加すべし、ということだったので、秋の収穫時にも可能な限り参加したいと思っています。(相)
田植えの風景
手で植える田植えの風景を久さしぶりにみました。
機械化が進み、減反で棚田が消えていきました。
私の田舎も農家です。
GWと言えばいつも手伝いに帰っていました。
高齢化でも苗は機械で植えて牛で耕す(代かき)もありません。
田舎と都会の交流や、幼稚園の行事で手植えの風景がみられますが、のどかではあります。
でも厳しい農作業は忘れることができません。
秋には稲刈りを体験リポートして下さい。
私のふるさとの田んぼは畑になってしまいました。
Unknown
原っ葉様、コメントありがとうございます。秋の稲刈り、必ず参加して当ブログに報告を書きたいと思います。