いくつになっても…
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最近、「女子力」「40代女子」「大人女子」たる言葉をよく耳にします。
女子力とは、「女性の、メイク、ファッション、センスに対するモチベーション、レベルなどを指す言葉」だそうです。
「40代女子」についても、最近創刊された雑誌のコンセプトになったり、
「大人女子」についてはCMでながれていますが似たような意味なのでしょう。
「女子(おなご)」となれば女性を意味しますし間違ってはいないですが、
どうしても「女児」を連想してしまい、違和感を感じる人もいるかもしれません。私もそうです。
いくつになっても「女性」でありたい…。という解釈でいいのでしょうか。
そうであれば、少し納得がいきます。
学生の頃、卒業制作としてハンメを描いたことがありました。
写真を撮るだけに地元に帰り撮った翌日は東京に戻ったのですが、ハンメを撮る時に、
「なにか綺麗な服着た方がええやろ」「頭ボサボサやから油塗るわ」と、身だしなみを気にし始めました。
「やっぱり何歳になっても女性は女性なんだな」という印象がとても強かったのです。
こういったことから多少は「女子力」「大人女子」というのもなんとなぁくわかる気はするのですが…。
私の場合、これらの言葉が世に出る前、些細なことですが1世のハンメから垣間見える「女性」というものを感じました。
いま耳にするどの言葉よりもよっぽど納得がいくし、説得力があると私は思っています。(麗)
素晴らしい絵です
麗さん。素晴らしい絵ですね。
あなたのハルモニの内面までもが横顔から感じ取れるのは何故でしょうか?
そこまで描かなくともと思うほど繊細に描かれた皺、しみ、皮膚のたるみ…でも対照的に横顔ではあるけれど凛としたハルモニの眼差し、きゅっと結ばれた唇、全て計算しつくされた芸術作品ですね。1世の人生そのものが描かれている。感動しました。いつか実物の作品が見たいです。
ハンメの皺
オンニョ先生
コメントありがとうございます。
実物の作品はめちゃくちゃ大きいんで、実家には持って帰れないので大学で保管してもらってます^^
私はこの作品で、ハンメの女性としての可愛らしい一面を垣間見ることが出来ました。
そしてなにより「絵」という私なりの表現で生前のハンメを描けたこと。
顔に刻まれた皺は、ハンメの生きた証拠。夢中で描きました。