金剛山歌劇団公演を見て
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昨日、新宿文化センターで行われた「金剛山歌劇団 2011 東京公演」を見に行ってきました。
金剛山歌劇団の公演をちゃんとに見にいくのは、実に久しぶり。
でしたが、やっぱり1年に1度はちゃんと見たいなと思わせてくれた公演でした。
今回の公演は最初からオッと思わせてくれました。
舞踊と打楽器、歌で華々しく始まったのが印象的でした。
1部、2部で、歌と楽器、舞踊と分かれていたのもいままでと違う感じ。
朝鮮の有名な歌、「口笛」なども現代風にアレンジされていたり、
チャンセナプや朝鮮の歌で魅せてくれたと思ったら、
「上を向いて歩こう」が歌われたり、楽しかったです。
1部の最後のチャンダンがとてもかっこよかった。
体が自然に動いてしまって、
あ~やっぱりウリチャンダンはいいな~としみじみ思いました。
私は舞踊も大好きなので、
食い入るように2部も見ていたのですが、
民族的な舞踊が続いたと思ったら、
ジャズダンスのような踊りが入っていたりと
良い意味で裏切られたりと、
楽しかったです。
「菩提菩薩」は何とも不思議な空間を醸し出していて、
「双剣対舞」という踊りはとてもかっこよく私は好きでした。
以前韓ドラでやっていた「茶母(チェオクの剣)」をふと思い出し、
韓ドラでよく繰り広げられる剣技は
朝鮮舞踊にやっぱり近いのかななんて、思ったり。
「農夫の踊り」という舞踊も
タップが取り入れられたりと思わずノリノリに。
民族のものを継承しながら、現代の味も取り入れられていて、
イオ2010年6月号でも朝鮮舞踊の特集をしたように、
朝鮮舞踊は「受け継ぐだけでなく、新たな表現を模索し創り上げてきた」感じを、
現在進行形で行われている感を受けました。
舞台装置や団員たちのチョゴリなども見ていて、
デザインをする自分にとっては勉強になりました。
芸術に久々に触れることができ、大満足な1日でした。(愛)