被災地朝鮮学校の記事に抗議メール
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7月27日の毎日新聞に、「東日本大震災 大規模半壊、東北の朝鮮学校は今」という、仙台の朝鮮学校で行われた復興支援コンサートの記事が掲載されました。(http://mainichi.jp/select/opinion/newsup/news/20110727ddn013040036000c.html)
今、毎日新聞社に、ネット右翼なるものからこの記事に対する抗議のメールと嫌がらせメールが相次いでいるそうです。読んでいただければおわかりでしょうが、攻撃の対象になるような記事ではありません。日本のメディアでは伝えられていない(正確には伝えていない)被災地の朝鮮学校の現状を書いた、真摯な文章です。なぜこの社会ではでたらめで根拠のない暴力的な記事が跋扈し、このような良心的な記事が非難されなければならないのか、本当に理解に苦しみます。被災地で厳しい生活を余儀なくされている人々、それも幼い子どもたちへ言葉の暴力を向ける神経がわかりません。被災地の子どもたちに国境があってはいけないと、上の記事にもあるように、みなが等しく困難な状況だからこそ、偏見のない目で見てもらいたいと、いやがらせメールを送る人たちの倫理観に訴えたいです。そして毎日新聞社には、心ない人たちの誹謗中傷に屈することなく、これからも良識のある記事をたくさん届けてもらいたいものです。
もう一つ、こちらは元気の出るトピック。
同胞社会の夏の風物詩(?)、第33回在日朝鮮初級学校サッカー大会(通称:コマチュック(ちびっ子サッカー)大会)が現在大阪で開催されています!イオからは(里)さんが取材にあたっています。
今回、その決勝戦のようすをUstreamからライブで見ることができます。
(http://www.ustream.tv/channel/elufa)
遠方で見に行くことができない保護者や学校関係者にはとってもうれしいサービスですね。しかも実況解説つき!試合は明日午後1時20分からで、スマートフォンからも視聴できます。皆さんぜひご覧ください。暑さの中奮闘するかわいいウリコマチュック選手たちから、きっと元気をもらえると思います。
ちなみに3日に行われたバスケットボール大会(ヘバラギ(ひまわり)カップ)の決勝戦もUstreamで放映されました。仕事中でしたが、どんなものかと気になって私もちらっとのぞいてみたのですが、ほんの数十秒で興奮して声をあげそうになったのであわててウィンドウを閉じました。(笑)男女ともにハイレベルな素晴らしい決勝戦だったそうで、見逃した!という方はエルファネットへ今すぐジャンプ!(http://www.elufa.net/)
ひょっとして秋の中央体育大会や芸術競演大会もライブで観ることができるのかなと、今から楽しみです。(淑)