平壌での思い出
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火曜日のブログで(K)さんが書いていた作家・柳美里さんの新著「ピョンヤンの夏休み」。私も手に取って読んでみました。書店でですが。発売直後の同書を書店で見つけ、しばし立ち読み。
ご存知の通り、本書は著者の柳美里さんが自身の3回にわたる訪朝経験をまとめたものです。実を言うと、2年前まで朝鮮新報の記者をやっていた私はそのうちの2回、平壌で柳さんとお会いしたことがあります。
本書で描かれているエピソードのうちのいくつかは、私もその場にいて実際に目撃したもの。なので、読みながら当時の思い出の数々もよみがえってきました。
酒席に招いてくださったこと、一緒に犬料理を食べに行ったこと。宿泊先が同じホテルだった時は朝晩と同じテーブルで食事をとったりもしました。(飲み食いの話ばかりですみません)
私が朝鮮新報平壌支局のオフィスで、かなりくだけた姿でリラックスしている時に訪ねてこられたのが柳さんとの初めての出会い。当時の印象が強かったのか、その場にいた人びとからいまだにその時の私の姿をネタに冷やかされることがあります。
日本ではめったに会わないのに、平壌ではしょっちゅう見かける人。数十年ぶりに偶然再会した人、その時の出会いが縁で親密な付き合いが続いている人など。思わぬ出会いだったり、予期せぬアクシデントだったり、こういうものが旅先での経験をより豊かにしてくれるのかな、とも思います。
「ピョンヤンの夏休み」。近々、(K)さんに借りて、ちゃんと読みたいと思います。(相)
ぜひ・・・
買ってあげてください。柳さんの再訪朝費用の足しにもなるはずです。(借りると、柳さんの収入は0)
Unknown
金さん、そうですね。私も書籍を購入し、微力ながら売り上げに貢献したいと思います。
私も
「ピョンヤンの夏休み」、私も買いましたよ!
まだ読んでないですが…。
話題の「父・金正日と私 金正男独占告白」は読み終わりまして、金正日委員長への見方がちょっと変わりましたね。やはり同じ人間ですから、親しみやすいところもあるみたいです。
しかも一国を背負っている指導者としての決断力もすごい。
イオの特集と合わせてみると、「金正日さんが指導者の時代に、日本に招待できてたら良かったのに」と思いました。