パワハラの定義
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1月30日、厚生労働省が職場でのパワーハラスメント(パワハラ)の定義を明確化する報告書をまとめた。パワハラは以前から社会問題として注目されてきたが、厚労省が職場でのパワハラを定義づけるのはこれが初めてだとのこと。
読売新聞の報道によると、報告書における職場でのパワハラの定義は、「同じ職場で働く者に対し、職務上の地位や人間関係などの優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて精神的・身体的な苦痛を与えたり、職場環境を悪化させたりする行為」となっている。
さらに、職場でのパワハラの類型を次の6つに分けて示している。①暴行など「身体的な攻撃」②暴言など「精神的な攻撃」③無視など「人間関係からの切り離し」④実行不可能な仕事の強制など「過大な要求」⑤能力とかけ離れた難易度の低い仕事を命じるなど「過小な要求」⑥私的なことに過度に立ち入る「個の侵害」。
こういう報道を見ると、やはり自分が職場でパワハラをしていないか、自然に振り返ってしまう。
類型のなかで、
①の「身体的な攻撃」はさすがにやっていない。
②の暴言は、口に出すことはない。けれど心の中では言ったりしているかも。
③は、こちらは無視することはないけれど無視されることは多い。
④の「過大な要求」はまったくないと思う。
⑤は「閑職に追いやる」という言葉があるからこれもパワハラなのだろう。「私は重要な仕事をまかされていない」と思っている編集部員がいないように、これからはもっと大切な仕事をどんどんまかせていきたい。
⑥が今回もっとも反省した点で、今後、「カレシできた?」などということはいっさい訊かないことにする。
以前、同胞の医師と話をした時に聞いたのは、病気の多くはストレスが原因になっているということ。野生のサルはガンにならないが、「猿回し」のサルはガンになるらしい。これもストレスからくるものとのことだ。
職場は1日の多くの時間を過ごす場所だけに、職場の人間から攻撃されたらたまらない。雑誌編集というのは、ただでさえストレスの溜まる仕事である。
それにしても、最近、日本の政治状況から私生活にいたるまで、ストレスの溜まることが多いのはどうしたことなのだろうか。仕事や生活を根本的に見直したいと思っている。(k)
微妙ですね
ご自分で反省されるなんてすばらしいですね。そんな精神の持ち主はきっとパワハラなんてなさらないでしょう。「彼氏できた?」は微妙ですね。韓国ではそれだけ相手に関心があるってことで、いい方に受け取られるし日本ではセクハラに取られるし。在日コリアンの皆さんの間ではどうなんでしょうか?
ストレス
どうせ人は死ぬんだと思うと、何もストレス無いですよ。
Unknown
韓国ナサンさん。コメントありがとうございます。「彼氏できた?」は韓国ではいい方に受け取られるというのは、やはり日本との民族性の違いを感じます。在日コリアンの場合も微妙なラインですが、どちらからというとセクハラ・パワハラになるのではないでしょうか。
金斗漢さん。いつもコメントありがとうございます。確かにそうですが、そこまでなかなか悟りを開けないのでしょうね。