2013年イオ、始まってます
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すでにほかのイオのスタッフが書いていますが、イオは2013年に向けてスタートをきりました。
連日のように続いた編集会議も一区切り。準備過程もそうですが、出来上がった企画書を見るとワクワクします。今までよりも、より充実した内容のイオを読者の方々に届けられると思うからです。
1年前も編集会議や製作過程に同じことを思っていましたが、実際に1年間雑誌をつくってみると、特集やそれぞれの連載の反省点や改善点、全体のバランスなども見えてきて、純粋におもしろいと思ったり、まだまだ勉強が足りないなと感じたりします。
今、編集部では12月号の編集と並行して、2013年新年号の新連載の準備も進めています。筆者や取材対象の選定や原稿依頼、担当デザイナーとの打ち合わせ、など。
それから今年度イオに文章を寄せてくれていた、連載筆者たちへのごあいさつも忘れずに。まだ10月ですが、もう年の瀬の足音が聞こえてくるようです。
全貌は新年号のページを開くまでお楽しみですが、「新しいイオ」を自信をもってお披露目できるよう、がんばりたいと思います。
さて、12月号。木曜金曜と(瑛)さん、(相)さんが続けて特集について書いていましたが、12月号の編集会議はなかなか興味深い議論でした。
イオ編集部は現在既婚が3人、未婚が3人。ジェンダーバランスは男性2人に女性4人。年齢層も50、40、30、20代なので、割と幅のある議論ができます。そして「結婚」や「恋愛」という身近かつプライベートなテーマとなると、発せられる言葉に、いやが上にもそれぞれの立場や環境、個人の主観が入ってきます。編集部のみんなの価値観を垣間見るようで刺激的でした。
私個人は「結婚」については今のところノーコメントですが(笑)、実施中のアンケート調査の回答を見ながら、同世代の意識が気になります。「なぜ結婚したいのか」「なぜしなくてもいいと思うのか」。気になるわけはやはり、自分自身と重ねるからでしょう。
20代は、30代、40代ほどには、現実味やあるいは焦燥感のようなもの、いわゆる「結婚観」は確立されていないのかもしれません。ですがそれは年齢の差というより個人差であって、かれ・かのじょらなりの個人の経験があり、悩みがあり、考えがある。それを丁寧に探っていきたいと思います。(淑)