「文化の日」に映画を見に
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先週土曜日は「文化の日」。
せっかくだから久々に文化活動を、ということで「アルゴ」という映画を見に行ってきました。
これは実話を基にした映画ということで、CMも見ごたえがあったので、
興味をもった映画でした。
米国のカーター元大統領の時代の話で、1979年のイラン革命の際のイランアメリカ大使館人質事件の裏で行われた救出作戦のお話です。
私自身、この時代に生まれていなかったので、この事件のことを何も知らなかったのですが、冒頭の時代背景の説明から含めて、とてもわかりやすく描かれていました。
その説明を見た上で、米国がやっていることは今も昔もたいして変わらないなという感想を持ちながら見たのですが、
作品を見終わった感想をいうと、映画としては素晴らしいものでした。
シンプルな筋書き、大胆なアクションも特にはなくとも、
その演出は見ていて思わず引きずり込まれ、最後は緊張がとまらず
ハラハラドキドキ、見終わったあと疲れてしまうほどでした。
アメリカの映画にしては、米国が絶対的な正義ではないという視点も少なからず入っていて、いい映画だったなと思いました。
最後に実際に残されている写真とともに、映画の場面が映し出されるのですが、
そのそっくりの造りにもびっくりさせられました。
史実に基づいて忠実に作っているということを最後に見せられて、
この映画によって、知らなかった歴史も知ることができました。
ハズレではない映画を見れて満足。
これからも文化の日に限らず文化活動をしなくてはと思い至った1日でした。(愛)