気持ちが晴れないときには歌を
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3月18日に東京・大井町のきゃりあん大ホールで行われた金正守創作詩歌作品公演「ウリトンポニルリリ」を観にいきました。5月号の歌に関する特集の取材の一環ではあったのですが、非常に感銘を受け、久しぶりに芸術(歌)の持つ力を再認識させられた舞台でした。
金正守さんは、在日本朝鮮文学芸術家同盟中央の委員長であり詩人です。金さんはこれまで300以上の作品を創作してきたとのことですが、この公演ではそのなかから17作品を舞台に上げました。歌や朗読、映像、舞踊と様々な形式で作品が発表され、公演そのものが非常に工夫された楽しいものでした。
「落葉」「旅立ちの朝」「バスに乗って電車に乗って」など、金正守さんが作詞したおなじみの曲がたくさん発表されたのですが、「この歌も金さんが作詞したのか」という驚きもありました。
公演の後半は、日本軍「慰安婦」問題をテーマにした歌や、日増しに強まる総聯や朝鮮学校への弾圧に対する闘いをテーマにした歌も舞台に上がりました。
歌は時代を反映する、現実世界を反映するものだから仕方がないと言えばその通りですが、その歌の意義は別として、私個人の思いとしては、聴いていてもあまり楽しくないし積極的に歌いたいとは思いません。
いま歌に関する特集を準備する中で、20歳を前後したころに朝鮮の歌をたくさん覚えて歌っていたころのことを思い出したりしていました。
在日朝鮮人にとってはあまり良くない日々が続いているわけですが、少し気持ちが晴れる方法を見つけました。通勤で歩いている時など、周りに誰もいないときに、昔に覚えた好きな朝鮮の歌を声を出して歌うんです。これが気持ちいい。
歌にはやっぱり力があるなと思います。
ちなみに月刊イオでは、朝鮮民主主義人民共和国の歌限定(在日同胞が作った歌などはふくまれません)で、下記のようなアンケートを募集しています。朝鮮の歌大好きという方、ご協力ください。(k)
【アンケート】
氏名(匿名可)、年齢、性別、居住地(都道府県)をご記入のうえ、io@io-web.netまで送ってください。
質問1:朝鮮の歌のなかで好きな歌を3曲挙げてください。また、好きな理由をお書きください。
1)
2)
3)
好きな理由:
質問2:朝鮮の歌のなかで思い出に残る歌がありますか? どのような思い出ですか? また、特定の歌でなくても朝鮮の歌(ウリノレ)にまつわるエピソードがあればお書きください。
思い出に残る歌:
思い出の内容やエピソード:
Unknown
私もよく爆音で歌い歩いています。笑
pomiさんへ
コメント、ありがとうございます。
歩きながら歌をうたうと、スカッとしますね。