入学式と防犯ブザー
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先週末は日本各地の朝鮮学校で入学・入園式が行われましたね。
オモニ、アボジ、入学チュッカトゥリムニダ!
私も新1年生をひと目見ようと近所のウリハッキョに行くつもりでしたが、まんまと寝坊し(白状)、入学式後に校庭で行われたお花見から参加しました。
お花見の席でも新入生とそのオンマ、アッパたちの紹介がありました。オンマ、アッパたちのあいさつに同胞らがお祝いと激励の拍手を送り、また、ソンセンニムたちの紹介もありました。
その光景を見ながら、これからこの小さな学校で、子どもたちとソンセンニム、オンマ、アッパの奮闘の1年がスタートするのだなぁと考えながら、私も今年はできるだけ学校に足を運ぼうと思いました。
また、入学式・入園式を前後して、自身が利用しているSNSでは、わが子が入学・入園を迎えた両親たちの喜びあふれる投稿が多く見られました。
入学・入園前から持ち物を揃えたり、入学式のようす、さっそく始まった通学・通園を見送っては帰りをそわそわ待つ…。
そんなオンマ、アッパたちの日々の報告が、校了前の慌ただしい日々の密かな楽しみでもありました。
ですが喜びとは裏腹に、不安の声も多く聞こえてきます。
すでに数人が当ブログで書いていますが、町田市の教育委員会が朝鮮学校に防犯ブザーの配布を取りやめた問題。8日に同教育委員会は決定を撤回しましたが、現在、町田市教委宛に配布に反対する大量の脅迫電話などが相次いでいるそうです。報道によると、9日までに寄せられた電話、メール、ファクスは計1612件。これは配布中止に対する抗議数を上回っています。
防犯ブザー配布中止に対して、「情勢に敏感になりすぎた」などと的外れな説明をする町田市教委の人権意識にも甚だ辟易しましたが、日本社会全体の人権意識に対しても然りです。一方で良心的な日本の方々が学校に防犯ブザーを送ってくれるといった出来事もありましたが、そのような良心をはるかに凌ぐ、朝鮮学校への憎悪、その現実に非常に強い警戒心を抱いています。(淑)
Unknown
>9日までに寄せられた電話、メール、ファクスは計1612件。これは配布中止に対する抗議数を上回っています。
個人的には、このうち半分かそれ以上は「電凸(でんとつ)」くらいしかリアルでは能のないネット右翼と、昔からいる街宣右翼、反共にとりつかれたおかしな人たちだと思ってます。
では残りは? 在特会を筆頭とするいわゆる「行動保守」と、昨今の国内情勢の結果生み出され増えつつある国家意識に「目覚めた」一般市民という、一番対応に頭の痛い層なのではと私は予想しています。
行動保守は活動内容こそエキセントリックではありますが、自らを「市民団体」と自称する点で従来の右翼団体とは異なります。後者の一般市民と併せて考えれば、過激な政治的言説(国益論と被害者意識で、どちらも過剰に裏打ちされた)を吐く「一般人」というところに、日本政治の矛盾点を最も感じずにはいられません。
「声のでかいヤツが勝つ」昨今の風潮からすると、上記「一般市民」がサイレント・マジョリティならぬ「声を上げる多数派」を仮装し始めていること(橋下現象はその最たる象徴)を、われわれは最大限に警戒しなければならないのではないでしょうか。
マスコミの欺瞞
テレビのニュースや新聞では、朝鮮民主主義人民共和国が、ミサイルを撃って来るとやたらに騒いでいるが、なぜそういう報道をするかというと、センセーショナル報道をすると、ニュースの視聴率が上がり、又、新聞も売れるという、いわば売らんかな商売の為であり、要するにマスコミは商売人なのである。馬鹿な日本人は、そういう事を知らず、本気にしてしまい、テレビの報道は全て正しい。新聞に書いてある事は全て正しいと思ってしまい、馬鹿な日本人がテレビのニュースを見て、馬鹿になる。新聞の報道を読んで馬鹿になる。そしてさらに馬鹿な日本人になる。馬鹿のデフレ現象となる。又、政府も円安による値上げ報道を極力減らしたいが為に、ミサイル報道を流して、国民の注意をそちらに移したい。つまり、情報操作をやっている。日本人という国民は、そういう事を知らない。私も日本人だが、新聞にそういう投書をしてもボツにされる。マスコミなんてそんなものだ。私は、全ての様々な国籍や人種、宗教、思想、職業等々の色々な人々との共生が出来たら、どれだけ素晴らしい事かと思います。人種差別大国米国だって、バラク・オバマ大統領という黒人大統領が就任し、今、二期目に入っています。日本も、今は在日の人達には選挙権も被選挙権もありませんが、後二十年後、三十年後、四十年後には、在日コリアンの人達が内閣総理大臣に就任しているかもしれません。そういう社会を今から作ろうと皆で努力して、そして作れば良いのです。日本人も在日コリアンもフィリピン人もベトナム人もアメリカ人もロシア人もアラブ人もインド人も皆で共生できる社会を、共に作りましょう。