今後50年の京都民族教育の拠点
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5月19日、京都朝鮮初級学校の新校舎竣工式に行ってきました。
建設委員会が発足して2年、不景気や朝鮮半島、在日朝鮮人を取り巻く状況が厳しさを増す中で、京都の同胞たちが一丸となり学校をつくりあげました。
学校は、それは立派なもので、建設委員はもちろん、参加した人たちみんなが誇らしい表情でこの日を迎えていました。竣工式の模様などは、月刊イオの7月号に掲載しますが、今日は、出張中ということもあり写真を中心に素晴らしい校舎を紹介します。
敷地面積は6200坪。運動場がものすごく広くて、サッカーの公式試合が余裕でできる広さです。初級学校としてはもちろん一番でしょうし、東京朝鮮中高級学校にも負けていないように思えました。
校舎は2階建てで、太陽光発電設備、エレベーターもあります。校舎の中に体育館があります。廊下が広くてソファー、本棚も置いてあり、廊下というより憩いの空間となっています。
トイレの女の子の絵もチョゴリ姿。
幼稚班が併設されていますが、初級部と体育館を挟んで完全に独立した空間となっています。
今後、すべり台やジャングルジム、鉄棒などの設備をオモニ会や卒業生などが寄贈するとのことでした。
「今後50年、京都における民族教育の拠点、同胞社会の中心となる」と語っていた建設委員会委員長の言葉が、学校完成の喜びと意義をよく表していました。(k)
おめでとうございます!
この素晴らしい施設で、たくさんの愛情に包まれて、子供たちが輝かしい人生の礎を築くことが出来ますように。
寄宿舎は?
寄宿舎はないのですか?生徒を集めるには寄宿舎が必要だと思いますが…
コメントありがとうございます
pomiさま、warriorsさま、コメントありがとうございます。
子どもにとっては本当に素晴らしい環境です。朝鮮人としての貴重な6年間を過ごすことでしょう。
寄宿舎はありません。みんな市内から通っているので、遠いところでも1時間少しで通っているとのことでした。
Unknown
えー、寄宿舎ないんですか?
初級の子供に通学時間1時間以上はきついですよ?
昔は舞鶴初級もありましたよね?
生徒確保のために寄宿舎がもっと必要ですよ。
寄宿舎がないなら、近くに住んでる同胞宅にホームステイ制度をお願いしたい。