先週、同期のメンバーでご飯を食べている時に、一人が「大学生の時のほうが時間がたくさんあった」と言いました。私が「そんなことはない、大学生の時もじゅうぶん忙しかった」と反論すると、「授業が午前で終わる日なにしてた？　昼寝だろ！」と見事に言い負かされてしまいました。図星。なんで見てもいないのに知っているんだか。その同期とは少し感覚が違うみたいですが、社会人になって2ヶ月。私も大学生の頃とは時間の感覚が変わったと感じることがあります。

　ブログでも何度か書かれている通り、イオの締め切りは毎月10日です（目下奮闘中）。私は、この10日を基準に毎月新しくスタートを切る、という感覚で日々を過ごしています。ひと月分の仕事が終わったら、翌月号の仕事がまた新しく始まります。目標も新たに立てて心機一転。だから飽きっぽくて三日坊主、なにかを決意しても気持ちが持続しない私にとって、今の生活はとても合っているように思います。本やテレビで「人は毎朝生まれ変わる」という言葉をたまに目にしますが、残念ながらそれを実感できたことはありません。意識の問題だと思うのですが、毎朝「あと5分」を最低3回繰り返す私には、そんな爽やかな目覚め方は無理なようです。前日に「明日はこうやって目覚めよう」と思っても、朝になるとすっかり忘れてしまいます。

　先輩が大学生の頃、「時間観念を変えよう！」というスローガンが大学で流行し、学生たちの勉強に費やす時間への意識が高まったという話を聞いたことがあります。時間をどれくらい有意義に使えるかは、時間に対する意識をいかに変えるかにかかっているんだと今更ながら実感しました（学生の頃に気づいていれば…）。

　なにはともあれ7月号の締め切りまで残り1週間。しっかり仕事をして気持ちよく締め切りを迎えられたら、また同期とご飯を食べに行って新しいスタートへの英気を養おうと思います。（理）