まとめられない、忘れっぽい
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7月に入りました。1年の半分が過ぎ、「後半戦」がスタートしたわけですが、8月号の編集作業真っ最中のわがイオ編集部には10日の校了日に向けてピリピリとした雰囲気が漂っています。
前回のエントリでも触れたように、先々週の末から先週末まで関西地方に出張してきました。地方出張は3月下旬以来、ほぼ3ヵ月ぶり(この間、ジュネーブへの海外出張はありましたが)。
ところで私には、出張に行くたびに嫌になること(あるいは自己嫌悪に陥ること)があります。
まず、必要以上に荷物が多くなること。出張装備の基本は衣類などの生活必需品とカメラ一式、ノートパソコンなどの仕事道具なのですが、心配性なのか、荷物をまとめる段になって「あれも必要、これも必要、一応あれも持っていこう」となって、量が増えてしまう。経験を重ねて、多分使わないであろうことが容易に推察できたとしても、持っていかないと不安で仕方がない性分なのかもしれません。
これが冬季だと衣類がかさばるのでさらに量は多くなります。スーツ一式や望遠レンズが加わると目も当てられません。取材や執筆のために必要な紙の資料や書籍も持っていくことがあるのですが、これもあなどれません(せっかく会社からタブレット端末を導入してもらったので、電子化できるものは電子化してコンパクトにすればよいのですが…)。
上で、「とりあえず入り用になりそうなものはすべて持っていかないと気がすまない」みたいなことを書きましたが、実は大事なものを忘れてしまうことが少なくないのです。これが、嫌になることの二つ目。
忘れ物で一番多いのが、携帯電話をはじめとする各種電子機器の充電器や接続ケーブル類。会社のデスクの引き出しや自宅には日本各地で買い揃えたものが眠っています。あと、カメラの撮影データをPCに移動したり読み込んだりするためのカードリーダーも何度か「現地調達」したことがあります。大した出費ではありませんが、一つ持っていれば事足りるものなので、忘れたときは地味にショックです。
さらに今回の出張では、靴下を(履いているもの以外)一足も持ってこないという失態をおかしました。仕方ないので、某衣料量販店で不足分を買い揃えることに。たぶん荷物をまとめる際に焦っていたのでしょうが、丸ごと忘れるという初めての経験にただただ苦笑いでした。
今回のエントリのタイトルはこんな自分を揶揄する意味でつけました。持っていく物をリストアップしてチェックするとか、小物類は普段からひとまとめにしておくとか、何より落ち着いて準備するとか、防ぐ方法はいろいろとあるのですが…。日本各地を飛び回ることが仕事なのですから、負担はなるべく減らして身軽な旅を心がけたいですね。(相)