夏の楽しみ
広告
世間ではそろそろ夏休みですね。全国の学生たちは試験勉強にげんなりしながらも、目の前まで近づいてきている長期休暇に胸を弾ませているのではないでしょうか。私もこの時期は勉強そっちのけでやりたいことをリストアップしてみたり、計画を立てたりと浮かれた気分で過ごしていました。
夏休みから連想されるものはたくさんありますが、私の場合は本です。読書は日常的にしながらも、夏休みになると水色のイメージと共に「あっ、本読みたい」とウキウキした気持ちになりました(出版社と本屋のイメージ戦略にまんまとハマってますが)。
特にマイブームだったのが「新耳袋」という本。もとは江戸時代の「耳嚢(みみぶくろ)」という随筆書をモチーフにしたものらしく、現代版ということで「新」耳袋。耳袋とは「耳で集めた話」のことで、怖い話や不思議な話が多かったそうです。現代版でも実際に筆者が聞き集めた話を百物語の形式で語っており、気軽に読めますが地味に怖いです。これを毎年1冊ずつ、夏休みに買って読むのが楽しみでありこだわりでした。ただ、怖いので薄暗い部屋で読むなどの演出は一切せず、真っ昼間に冷たい飲み物とお菓子を用意して読んでいました。
今年もだんだん夏が近づいており、読書熱は少しずつ上がってきています。残念ながら「新耳袋」はもう完結してしまったのですが、今年は原点にもどって「耳嚢」の方を読んでみようかと思っています。実は先日さっそく図書館で借りてきました。一人暮らしなので万全の注意を払って、暗くなる前に読むのを止めようと思います。(理)
怖い話、お好きですか?
(理)さん、はじめまして。
「新耳袋」をご愛読とは、怪談大好き人間として良いセンスをしてらっしゃいますね。私も1冊だけですが昔読んだことがあり、不条理感漂う怪異譚の数々にゾクゾクした覚えがあります。
さて、(理)さんならばご存知かもしれませんが、こういう↓怪談サイトがあります。通称「洒落怖(しゃれこわ)」です。
http://syarecowa.moo.jp/
元をただせば「2ちゃんねる」のオカルト板に書き込まれた投稿を集めたもので、ほとんどの話はおそらく創作と思われます。しかしけっこう「クル」んですよ、これが!
かなりの話数があるので、一度読み始めたらついつい深夜まで読みふけてしまう可能性は大です。くれぐれもご注意を…。
Unknown
madomagiさま
はじめまして。
私は怖い映画や小説は苦手ですが、百物語のような短い話は聞くのも読むのも好きですね。
特に新耳袋は、本当に小さな怪異(不思議)とか、少しほほえましい話もあるのでその雰囲気が好きです。
洒落怖…知りませんでした。少しだけ読んでみましたが、なかなかですね。
ネットの怖い話は本で読むのとはまた違った怖さがあって私はなんだか苦手なので、実家に帰らないと読めないです(笑)