キャンプ!
広告
先日、栃木朝鮮初中級学校のキャンプに同行取材してきました。朝鮮学校では初級部4年生から高級部に上がるまでの子どもたちが毎年夏休みの直前にキャンプに出かけます。ウリハッキョのキャンプに行ったことがない私は、同級生たちの思い出話をいつも聞いていました。「カレー作りのときにお前がああして…」「肝試しのときはあのトンムと…」。そうして爆笑する同級生たちを内心羨ましく思ったものです。
今回、そんなウリハッキョのキャンプに初参加するとなって、数日前から1人で盛り上がっていました。集合場所への電車の時間や持ち物を何度も確認して準備万端。前日はもちろん早めの就寝です。
当日は電車に揺られること約1時間半。東京から意外と近い栃木に着くと、栃木初中級のソンセンニムと25人の子どもたちが迎えてくれました。みんなでバスに乗り込んでいよいよ出発。
2泊3日のキャンプでは、ハイキング、川遊び、花火、肝試し、キャンプファイヤーと、まさに憧れだったことを全部味わうことができました(仕事もちゃんとしました)。川遊びでは1人の男性ソンセンニムが自ら川に入って、子どもたちとどちらが先に倒れるか勝負。向かってくる子どもたちを片手で次々となぎ倒していく姿は、本当にゴジラのようでした。
撮影中、川に落ちたり(カメラは無事です!!)虫に刺された左手の小指が不気味に腫れたりとハプニングも色々ありましたが、写真を撮りながらも笑いが絶えない取材で、本当にいい思い出になりました。
子どもたちには、大人よりももっと広くて大きい世界が見えているんだろうなと思います。それは単純に身体が小さいからというのもありますが、初めて見るものがたくさんあるから。そういう時期にみんなで一緒にひとつの思い出が作れるというのはすごく羨ましいことです。25人で助け合って、25人で駆け回って、25人で笑う子どもたちの姿を見ながらそんなことを感じました。高校の頃、同級生がしつこいくらいにキャンプの思い出を話していたのもうなずけます。私もいつかまた栃木朝鮮学校のトンムたちに会えたら思い出話に加えてくれるでしょうか。楽しみです。(理)
スゴヘッスンミダ
記者ソンセンニム、同行取材スゴヘッスンミダ。
今回、記者なのか教育実習生なのか区別のつかない扱いでミアネッスンミダ。
でも、ハッセンたちはヌネ、オンニが増えたみたいで楽しそうでした。
また機会があれば取材に来てください。
眼鏡の教員より。
Re:スゴヘッスンミダ
金学柱ソンセンニム
私の方こそ、どうしたらいいのか悩んで中途半端に手伝ってしまいましたね。
とても楽しい取材でした!
コマッスンミダ!