今年もあと3ヵ月半…
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イオ10月号の編集作業も今月10日をもって無事終了しました。夏休みを挟んでスケジュールがタイトになったこと、今月の初めから同僚の(麗)さんが朝鮮民主主義人民共和国へ旅立ったことで、いつにもまして慌しい追い込みとなりましたが、何とか終えることができました。
雑誌編集の仕事を始めて3年が過ぎましたが、仕事のサイクルに関しては新聞の方が性に合っていたのかもしれない、と最近考えるようになりました。雑誌の仕事が自分に合っていないということではなく、単に新聞だとほぼ毎日締め切りがあるので、仕事をなるべく後回しにする悪い癖が出ないように思えるからです。しかし少し前までは、メリハリのある月刊誌の編集のほうが性に合っていると感じていたのですが…。
編集部では現在、10月号の作業を終えて息つく暇もなく、11月号の制作に取り掛かっています。そして、通常の編集作業に加えて、今年もやってきました、来年の誌面計画を協議する企画会議の時期が。編集部員全員参加のもと今年1年を総括し、来年の編集の方向性を決めるとともに、具体的な企画案を持ち寄り、誌面の形を決める作業がこれから始まります。毎年頭をひねって、ない知恵を絞り出す作業はかなりしんどいのですが、みなが力を合わせて一つのものを作っている感じが私は結構好きです。
光陰矢のごとしで、今年もすでに3分の2が終わり、残りは3ヵ月半ほど。たぶん年末まであっという間でしょう。秋の入口が目前のこの時期は季節柄、日本各地でさまざまなイベントが開かれるので、私たちが現場に出る回数もその分増えます。今週末には埼玉で在日本朝鮮埼玉県青年商工会が主催する「ウリ民族フォーラム」が開催されます。参加者兼取材者として、しかと見届けたいと思います。(相)