私とウリマル
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テレビなどで、外国から来た人たちが日本語を流暢に話している姿を見ると、この人は日本語習得のためにどれだけ勉強を積み重ねてきたのだろうと、感心させられる。朝鮮語を流暢に駆使する日本人に会うと、恥ずかしさで顔が赤くなる。
ある程度の年齢を過ぎた人間が、一つの言語をものにするためには、多くの努力が必要だろう。しかし、努力を継続すれば、誰もが習得可能であるとも言える。実際に外国語を習得するために、懸命に努力する人は少なくない。
最近、あるところから、「私とウリマル」というタイトルで原稿を書いてほしいと依頼された。同じところから、同じテーマで、2回目の依頼だったが、快く引き受けることにした。その原稿のために、ウリマルについて改めて考えてみたのだが、まず心にわいてくるのは、祖国の言葉をどれだけ懸命に自分は勉強してきたのかという、忸怩たる思いである。
ウリマルを学び始めた当初は、自分でも感心するくらい、本当に熱心に勉強した。なぜかといわれると、内から湧き起こってくる強い欲求としか言いようがない。その欲求は、いつのまにかずいぶんと小さくなってしまったことに気づかされる。
最初に「努力を継続すれば」と書いたが、語学習得は何十年もだらだらと続けるものでもあり、まただらだらと続けられるものでもないのであろう。習得したいという欲求が湧き出ているうちに、それなりの水準まで到達しなければいけないのだと思う。
欲求は小さくなったけれど、まだ完全に消えているわけではない。今回の原稿依頼をきっかけにして。再びウリマル学習に励みたいと思っている。来年の抱負のひとつに加えたい。(k)
今年の私の通常のブログ更新は、今日が最後ですが、今年も大阪朝高ラグビー部が全国大会に出場するので、試合のある日は結果をこのブログで報告します。大阪朝高の初戦は、30日(月)の午前10時15分から、対戦相手は三島高校と富山第一高校の勝者です。ご期待ください。