晴れたらベーグル
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職場の近くにあるベーグルカフェが、昨日で閉店でした。なんでも、店主さんの地元の福井県に移転するとのこと。そのお店は落ち着いた雰囲気で、店内もおしゃれで、『暮しの手帖』のような雑誌もいくつか置いてあり食べ物も美味しいので、以前から何度か利用していました。
土曜日に、友人と「せっかくだから最後にもう一度食べに行こう」とお昼時に向かいました。しかし、店内はすでに満席。買って帰ろうにもベーグル一つ置いていないのでした。その日は悔しすぎて、仕方なく別のお店でランチをしたものの、どうしても最後にもう一度ベーグルが食べたくなり、日曜日に一人で行こうと決めました。
そして日曜日。9時開店なので朝一で行こうと、アラームを8時15分にセットしました。しかし前日の夜更かしがたたりものすごい眠気が。一瞬「もういいか」と思ったのですが、カーテンをチラっとめくってみるととてもいい天気だったので、なんだか「行きなさい」といわれているような気がして準備を始めました。
お店に着くと、まだ9時3分ほどだったのにすでに外までお客さんがいました。少しびっくりして列に並びましたが、注文まで10分ほどかかりました。前の人はそこで4000円以上使っています。
やっと注文してから来るまで、約40分。店員が3人なのに加えて朝から行列なので、とても忙しそうでした。席の横に暮しの手帖があったのが幸いです。
そしてついに…最後のベーグル。なんだか今まで以上に美味しく感じられて、きちんと味わって食べました。帰りにお土産用のベーグルを買おうと思ったらすでに表に出ているものは無かったので、諦めて帰宅。その代わり今さらベーグルに目覚めて、その場で通販のものを注文してしまいました。
本当は、時間があれば福井県のどの辺に出すのか、いつごろの見通しなのか、いろいろ聞こうと思っていたのですがそれもできませんでした。いつかもう一度、そのお店でベーグルを食べたいです。(理)