小学生新聞
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2月1日から、わが家には「小学生新聞」が届いています。
若者の新聞離れが激しいのだから、小学生の新聞離れはいかほどに。。。
新聞社さんもとりあえず、知ってもらおう、読んでらおうとお試し購読を勧めてくれたのでしょう。
1ヵ月間、楽しもうと思います。
昨日の1面トップは9日に亡くなって25年を迎える手塚治虫さんを紹介する記事でした。
新聞は全部で8面。グリム童話や探偵小説の読み物もあり、マンガはやはり子どもとあって3分の1ほどのページを割いていました。
明日から始まるソチオリンピックにちなんで、ロシアの日本人学校の紹介も。
小学生新聞といえど、広告掲載は避けられないのでしょう。
大手塾や有名私立の試験問題が掲載されています。ここらへんは興ざめというか、現実に引き戻される感じです。
小学生向けの新聞を読んで思い出すのが、10数年前に韓国の知人が届けてくれた「굴렁쇠」という子ども新聞です。印象に残っているのは日本軍性奴隷(日本軍「慰安婦」)問題を語りかけるような、やさしい言葉で解説していたこと。残念ながらこの新聞は2006年に休刊してしまったようですが、その精神を受け継いだプロジェクトは続いているようでうれしく思いました。
今、子どもたちがニュースに接するメディアは圧倒的にテレビが多いのでしょうか。垂れ流しの情報ばかり耳にしていると、自分の頭で考え、それが正しいかどうかを検証することも難しいと感じます。
世の中の仕組みを理解することが困難な時代、子どもが接するメディアについては日々考えさせられています。(瑛)