特集:チョゴリの世界へ
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朝鮮の民族衣装といえばチョゴリ。悠久な歴史の中で今の形に発展してきた。そしてチョゴリは、在日同胞にとってまた違った特別な意味をもつものである。国を奪われた植民地時代から今日まで、特別な思いを込めて、在日同胞はチョゴリに袖を通してきた。同胞一人ひとりが、チョゴリの世界をもっているのだと思う。
チョゴリとわたし
「チョゴリには朝鮮民族の想いが刻まれている」「植民地時代は着られなかった」「朝鮮人をアピールするもの」「ハルモニが残してくれたチョゴリ」・・・
在日同胞とチョゴリ
朝鮮人が「在日」するようになってから、長い年月が過ぎた。同胞たちにとってのチョゴリはどのように変わっていったのか。また同胞たちにとってチョゴリとは、どのような意味を持つのか。
朝鮮学校の女子制服について考える
チマ・チョゴリ制服とは何だったのか
韓東賢●日本映画大学教員
日本の大学で、朝鮮学校の「文化」について講義するようになって数年が過ぎたが、今や、チマ・チョゴリ制服姿の女子生徒を直接見たことがある学生はほとんどいない。ブレザーの第2制服が生まれて12年。
本誌の読者界隈でも、それはもはやノスタルジーの対象になりつつあるのだろうか。
数千年間受け継がれた朝鮮特有の伝統衣装
李史織●壇国大学伝統衣装学科修士課程
悠久な歴史を通して朝鮮民族は民族性を堅持して、言語や芸術のみならず衣服においても独自性を具現し、現在まで民族の姿を固守してきた。・・・
気になる最新のチョゴリ事情
チョゴリは時代の流れとともにさまざまな進化を遂げ、新しいものが誕生しています。伝統的な古典衣装から最新の改良チョゴリまで、どんなものが同胞たちに好まれているのか、関東、関西、名古屋のチョゴリ店に聞きました。