4月号はサッカー特集!
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昨日のブログにもあったように、4月号の特集はサッカーです!
1993年のJリーグ開幕から20余年。この間に選手のみならず、監督、コーチ、通訳をはじめとしたスタッフまで含めて、多くの同胞がさまざまな分野でサッカーに携わるようになりました。
Jリーグの在日外国人枠は各クラブに一人までと制限(通称「在日枠」※)がある中でも、仙台の梁勇基選手が昨年までキャプテンを務めたり(現在は副キャプテン)、今シーズンからは町田の李漢宰選手もキャプテンに就任するなど、各チームでも存在感を発揮しています。今シーズンは開幕したばかりですが、水戸の金聖基選手が開幕戦で得点するなど、早くも活躍を見せています。
※日本サッカー協会は日本で生まれて一条校または該当する高校、大学を卒業した者を外国人扱いしないと定めています。
この在日枠を広げるための取り組みも行われてきました。現役選手らが「後輩のために道を広げたい」とアンケートを提案し、選手協会の選手を対象に実施したこともあるそうです。
当時現役選手としてこの取り組みに携わった、現在はヴィッセル神戸のスクールコーチとして活躍されている朴康造さんは、今回の取材の際、「在日同胞の中からもっとたくさんのプロ選手が生まれてほしい」と話しながらも、「まずは現役選手がもっと活躍して実績を残さなければ」と厳しい指摘をしていました。
今回もそうですが、サッカー関連の取材をしていて感じるのは、サッカー関係者のみならず同胞たちのサッカーに対する並々ならぬ情熱です。今でこそラグビーやボクシングなど幅広いスポーツの世界で同胞たちが活躍していますが、同胞たちがサッカーに託してきた思いというのは、格別なものがあると感じます。
4月号、サッカーファンもそうでない方も楽しんでいただける内容になっていると思います。ご期待ください。(淑)