学校を守る-大阪での活動
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土曜日から関西に出張に来ています。
土曜日に新幹線に乗って大阪へ。まず鶴橋のコリアタウンに行き、そして東大阪市民会館に行きました。
コリアタウンを歩いていると、同胞が経営する有名なチョゴリ店の前でミックスジュースを販売していました。大阪朝鮮第4初級学校に子どもを送るアボジたちです。ハッキョ(学校)を支援する活動の一つとして、ミックスジュースを販売しているのでした。
ミックスジュースは、関東ではあまりなじみがありませんが、関西ではよく飲まれていて、喫茶店の定番メニューです。ハッキョのために何かできないかとアボジたちが考えたところ、コリアタウンではいろんなものが売られているけれどミックスジュースは売っていないということで、始めたそうです。
本格的に始めたのは今年のゴールデンウイークから。10月までの土日、可能な時に販売するとのことでした。アボジたち3人が交代で販売に当たっています。売れ行きも上々のようでした。
私も飲ませていただきましたが、非常に美味しい。レシピを見るとその秘密がわかりました。バナナ2本や牛乳200cc、ミカンの缶詰1つ…などとともに最後に書かれていた材料が「学校愛∞(無限大)」。ハッキョに対するアボジたちの愛情が1杯のミックスジュースにいっぱい入っていたのでした。
東大阪市民会館では東大阪朝鮮初級学校チャリティー公演「東大阪ウリハッキョ70年物語」が行われました。
2年後に迎える創立70周年に向けての最初の行事で、文化公演と創作劇が披露されました。写真は創作劇「トンチョはじめて物語」の一場面。
トンチョ(東初)の歴史を振り返りながら、同胞たちがこれまでどのようにハッキョを守り、今も守っているのかが語られていました。アボジたちの熱演が光っていました。
1部の文化公演も含め、東大阪初級の学区の同胞たちが総力を挙げて作り上げたコンサートで、ハッキョを守るぞというエネルギーに満ち溢れていました。コンサートの模様は月刊イオ7月号で紹介します。(k)