鉄人28号、歯医者、ダンス
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まずは前回の続きで関西出張のことから。
とある支部に行く前に、少し時間があったので、JR新長田駅で途中下車しました。鉄人28号の像を見るためです。私の年代で言えば、ロボットと言えば鉄腕アトムと鉄人28号で、ガンダムなんか興味ありません。そして自分で考え行動するアトムよりも、人間に操縦されて悪者の道具にもなる鉄人28号のほうが好きでした。ブリキのおもちゃも買ってもらいました。
新長田駅前に鉄人28号の像ができたと知った時から、いつかは見にいこうと思っていたのが、今回、やっと実現したわけです。鉄人28号は思っていたよりも2倍ほど大きく感激しました。もろに逆光だったので、わざわざ一眼レフにフラッシュを取り付けて撮影しました。
出張中にもうひとつ楽しんだのは、ぶらりと和歌山に行ったこと。前にも書きましたが、私は少し「乗り鉄」で、日曜日に少し時間が取れたので和歌山まで行ってきました。行きはJR、帰りは南海を利用しての小旅行でした。写真は南海の和歌山市駅近くで食べた和歌山ラーメン。味はいまいちでした。
出張中、食事をしていると、歯にかぶせてあった金属が取れてしまい、出張から帰ってすぐに歯医者に行きました。約2年ぶり。取れたものをそのままつければ終わりだと思っていたけれど、そういうわけにはいかず、また行かなければなりません。
歯医者は子どもの頃、大嫌いでした。ウィーンと歯を削る時の痛さ。「マラソンマン」という映画で、ローレンス・オリヴィエが歯医者の道具を使ってダフティン・ホフマンを拷問するシーンがありますが、観ているだけで痛かった。しかし近年、歯治療の技術は進歩して、それほど痛い思いをしなくてすむようになりました。今回も、ライトが鏡に組み込まれていて自分の治療の様子が見られたり、麻酔の注射も痛みを感じなかったりと、この2年間だけでもけっこう進んでいました。
最後に、24~25日に行われた総聯の23回全体大会について。私も代議員として参加しました。その内容については朝鮮新報に掲載されていますし、7月号の月刊イオに掲載します。
1日目の大会が終わった後、夜に芸術公演が行われました。懐かしい歌もうたわれてなかなかよかったのですが、その中でも朝鮮大学校の学生たちが出演した歌とダンス(写真)がインパクトがありました。来年、結成60周年を迎える総聯ですが、民族教育があり若い世代が絶えず育っていることが、その歴史を支えている源泉になっているのだと、改めて思わされた力強い学生たちのダンスでした。(k)