モンダンヨンピルコンサートin広島とロゴマーク
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7月4日に行われた「モンダンヨンピルコンサートin広島 がんばろうや!朝鮮学校!」(主催:同実行委員会 アステールプラザ大ホール)を取材してきました。
韓国からモンダンヨンピル代表を務める俳優のクォン・ヘヒョさんはじめ、イ・ハンチョル、ラストフォーワン、ウリナラ、ソン・ビョンフィ、イ・ジョンヨルなどのアーティストが出演。また地元・広島朝鮮初中高級学校の幼稚園から高級部までの園児・児童・生徒たち、保護者、そして実行委員会に名を連ねる日本の人々も踊りや歌で参加し、素晴らしい舞台を作り出していたと思います。
児童たちとラストフォーワンのダンスのコラボ、そして保護者たちの合唱「子どもたちよ、これがウリハッキョだ」など、アーティストの歌やダンスをただ舞台に上げるだけでなく、子どもたちや同胞たちが共に舞台を作っており、その良い意味の手作り感が素敵でした。
また、司会のクォン・ヘヒョさんや出演者たちが歌の間に語る言葉の一言一言が、ウリハッキョに対する愛情に溢れており胸を熱くさせました。クォンさんが「今朝、広島平和公園を訪ねたけれど、そこには平和はありませんでした。平和はこの舞台の子どもたちの笑顔のなかにあると思いませんか?」と観客に語りかけると、客席からは大きな拍手がわきおこりました。
客席は1100人の観客でほぼ埋まりました。その中には、韓国からわざわざやってきたモンダンヨンピル訪問団39人の姿も。モンダンヨンピル訪問団は、翌日の5日には広島初中高を、6日には四国朝鮮初中級学校を訪ねて、子どもたちと交流を深めていました。
今回のコンサート。目立っていたのがモンダンヨンピルのロゴマーク。あちらこちらで目に付きました。
公演の最初に現れたロゴマーク。
そして、会場ではロゴマーク入りにTシャツやバッジが売られていました。Tシャツはけっこうな人気で、売り切れになる前に私も水色のTシャツを買いました。バッジも。
モンダンヨンピル訪問団は大量のシールを持ってきていて、自分たちの手や顔はもちろん、広島ハッキョの子どもたちにも貼ってあげていました。
そして、訪問団が行くところ、いつもロゴマークの旗が先頭に。団体旅行につきものです。
コンサートを中心になって準備してきたのは、広島ハッキョのオモニ会ですが、オモニ会の会長の手にはロゴマークのネイルが光っていました。
コンサートの収益金は、「民族教育連帯基金」に寄付され広島ハッキョの支援に当てられます。「民族教育連帯基金」は、日本人や同胞が組織する「民族教育の未来を考える・ネットワーク広島」が民族教育権の確立と条件整備のために設立したもので、今後も民族教育を守るために募金運動を続けていくということです。(k)
感動と熱い涙のコンサート!
モンダンヨンピル訪問団として初めて広島を訪ねました。会場ロに入った時、ロビーの壁に貼っていたチマチョゴリの折り紙に書いてある応援のメッセジーを見て、心が熱くなってきました。誰もが一つになったコンサートは言うまでもなく最高!ウリハッキョ子供たちの喜ぶ姿をいっぱい見れたのがとても嬉しかったです。次の日、広島学校で同胞の皆さん、先生、学生たち皆で焼肉パーティーを楽しみながら沢山の絆を作りました。民族教育を守るために、今まで苦労して来られたオモニ・アボジ・ソンセンニン本当に有難うございます。これからは一緒に手を繋いで歩いて行きたいと思います。
鄭美英さんへ
コメント、ありがとうございます。
本当に最高のコンサートだったと思います。
鄭さんとは、コンサート会場と広島の朝鮮学校と、すぐに近くにいたわけですから、お話できればよかったですね。
モンダンヨンピルコンサートは今後も年に1度は行うとのことなので、またお会いできるかも知れませんね。
民族教育を守るために、これからもがんばってくださるようお願いいたします。