チャンゴをならして
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週末を利用して、神戸で行われた結婚式に参加してきました。今回とても印象に残ったのは、新郎新婦の粋な演出です。
2回目のお色直しの後、登場した2人が持っていたのはチャンゴ。祝福する人たちの間を満面の笑みで通っていきます。前まで行くと揃って床に座り、息ぴったりの演奏を披露してくれました。
民謡を歌う人、自らも持参した民族楽器を吹く人、リズムに合わせて踊り出す人、歓声と温かい笑い声でだんだんと賑やかに。そんな雰囲気をさらに盛り上げるようにケンガリも鳴りはじめました。
最後は新郎新婦、2人のご両親、友人たちも加わっての楽しいチュムパンに。参加者を楽しませたいという、新郎新婦の心づかいが伝わってくる結婚式でした。
もうひとつ印象的だったのは、新郎が自身のご両親へ感謝の言葉をのべる場面。顔を涙でくしゃくしゃにしながら一生懸命話す姿に参加者も涙…ではなく、失礼と知りつつあちこちでつい吹き出してしまう声が聞こえました。
楽しい気分そのままに、場所を移して2次会。それだけじゃ足りず3次会、4次会…。宿に戻ったのは朝の4時半。昼までぐっすり眠ったのもあるでしょうが、次の日はなんだかとても心が元気になっていました。たくさんの人との新たな出会いもあり、とても素敵な小旅行でした。(理)