埼玉ハッキョでザリガニ釣り
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日本全国、酷暑が続いていますが、子どもたちは夏休みまっただ中。各地のハッキョでも、ソンセンニムたちが休み返上で、子どもたちの宿題を見てくれて、働くオンマはとても助かっています。
先日、埼玉朝鮮初中級学校で、低学年児童向けに開かれている「夏季遊び場」に取材に行ってきました。宿題を終えた午後、子どもたちにザリガニ釣りを楽しんでもらおうと、アボジたちが仕事の合間を縫ってやってきました。
「さあ、ザリガニを捕まえるぞ~」。李哲基アボジ(41)の元気いっぱいの呼びかけに、暑さでとろけそうな子どもたちが、エサをぶら下げた割り箸を沼に投げ込みます。見ると、長さ10センチほどのザリガニが所々に。どんどん楽しみを覚えてチャレンジしていく子もいれば、せっかく捕えたカニのつかみ方もわからない子もいて、ほほえましいかぎり。
一つひとつの手順をアボジたちに教えてもらいながら、バケツいっぱいのカニをゲットした子どもたち。「3匹捕ったよ!」「私は4匹!」。最後は暑さも忘れて熱中していました。
かくいう私もザリガニをつかんだことはありません。オスかメスかをどう見分けるのかも、この日、アボジ会会長に教わりました。
それにしても、緑あふれた自然のなかで遊ぶのは、なんて清々しいんでしょう。
運動場に咲いていたムクゲの花にもいやされました。(瑛)